任天堂が開催した第2四半期決算説明会の質疑応答にて、岩田社長はニンテンドーDSとWiiのユーザー数についてコメントしました。
DSとWiiのユーザー数については、29日に開催された経営方針説明会/第2四半期決算説明会で紹介されました。まずDSについては、日本では2005年5月に700~800万人程度だったユーザー数が2007年1月には4000万人弱に増加、一旦減少した後2008年1月にはピークの4500万人程度になりました。しかしその後は減少傾向が続き、2009年中盤以降は3500万人辺りで横ばいが続いています。
米国では2007年11月から調査が始まり、当初は3500万人程度だったユーザー数が2009年3月には5700万人程度に増加しました。しかしその後は微増に留まり、ここ一年は6000万人近辺で横ばいが続いています。
Wiiは、日本では2007年7月から2008年1月の間に約1000万人程度増加して2000万人弱となり、その後も年末商戦を経る毎に増加が続きました。最新の2010年7月では3000万人程度になっています。米国では年間約2000万人のペースでユーザー数の増加が続き、2010年10月には1億人の大台を突破しました。
DSとWiiの状況をまとめると、DSのユーザー数は日本では”ブームの後に一旦下がりかけたのを持ち直している”、米国では”現状維持”、Wiiは日米で共に”ユーザー数の増加が続いている”となります。
岩田社長は、これが「DSはそろそろ新しい機械を出す必要がある」と判断した一方で「Wiiはもう少しやれるんじゃないかな」と判断した理由としています。
ニンテンドー3DSを発売する理由は他にもいくつかあると思いますが、岩田社長は「いつかはお客様の数というのは減っていくわけですから、それが大きく減少しないうちに次へ繋いでいくということがきっと求められる」とも述べており、それは「必ずしも何年と決まったサイクルではない」としています。
Wiiについては、岩田社長が以前「Wiiでまだできることがある」とコメントしましたが、それは今回紹介したユーザー数の話や、宮本さんが「Wiiにはまだ可能性がある」と思っている話などを含めて発言だったのではないでしょうか。
なお、ニンテンドーDSは現状で1億台以上も普及しているハードであり、3DSへの移行にもある程度の期間を要することから、しばらくの間はDSソフトもリリースされる事が明らかになっています。世界各地で移行期間に差があるため、それを見極めつつ3DSへの移行を実施するとのこと。
今回の話題は、決算説明会の社長講演内容や質疑応答として任天堂ホームページに掲載されていますので、そちらも合せてご覧ください。
◎関連リンク
□経営方針説明会/第2四半期(中間)決算説明会 質疑応答 (任天堂)
□経営方針説明会/第2四半期(中間)決算説明会 社長講演内容全文 (任天堂)
◎関連ニュース
□岩田社長がWiiの今後についてコメント、値下げは当面無し
□「Wiiにはまだ可能性があると感じている」、宮本さんがコメント
□岩田社長、据置型ゲーム機の展開について「Wiiでまだできることがある」
米国では2007年11月から調査が始まり、当初は3500万人程度だったユーザー数が2009年3月には5700万人程度に増加しました。しかしその後は微増に留まり、ここ一年は6000万人近辺で横ばいが続いています。
Wiiは、日本では2007年7月から2008年1月の間に約1000万人程度増加して2000万人弱となり、その後も年末商戦を経る毎に増加が続きました。最新の2010年7月では3000万人程度になっています。米国では年間約2000万人のペースでユーザー数の増加が続き、2010年10月には1億人の大台を突破しました。
DSとWiiの状況をまとめると、DSのユーザー数は日本では”ブームの後に一旦下がりかけたのを持ち直している”、米国では”現状維持”、Wiiは日米で共に”ユーザー数の増加が続いている”となります。
岩田社長は、これが「DSはそろそろ新しい機械を出す必要がある」と判断した一方で「Wiiはもう少しやれるんじゃないかな」と判断した理由としています。
ニンテンドー3DSを発売する理由は他にもいくつかあると思いますが、岩田社長は「いつかはお客様の数というのは減っていくわけですから、それが大きく減少しないうちに次へ繋いでいくということがきっと求められる」とも述べており、それは「必ずしも何年と決まったサイクルではない」としています。
Wiiについては、岩田社長が以前「Wiiでまだできることがある」とコメントしましたが、それは今回紹介したユーザー数の話や、宮本さんが「Wiiにはまだ可能性がある」と思っている話などを含めて発言だったのではないでしょうか。
なお、ニンテンドーDSは現状で1億台以上も普及しているハードであり、3DSへの移行にもある程度の期間を要することから、しばらくの間はDSソフトもリリースされる事が明らかになっています。世界各地で移行期間に差があるため、それを見極めつつ3DSへの移行を実施するとのこと。
今回の話題は、決算説明会の社長講演内容や質疑応答として任天堂ホームページに掲載されていますので、そちらも合せてご覧ください。
◎関連リンク
□経営方針説明会/第2四半期(中間)決算説明会 質疑応答 (任天堂)
□経営方針説明会/第2四半期(中間)決算説明会 社長講演内容全文 (任天堂)
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コメント (10件)
- 2010/11/02 PM09:29
- Wiiでもやれることはあります。
ノーモアのように、モーション操作とアナログ操作を上手く調和させたコアゲーを作るなど・・・
大分前にコア層のニーズにも応えていくって言ってましたしね。
有言実行する時なのではないでしょうか。
もう完全にコア層に見限られてますよ。
やれることはあるのにやらないと言ったところでしょう。
「まだやれるまだやれる」と言って結局何もせずに終わってしまいそうな香りが凄いです。
折角新しい境地を拓いたんですから、最後まで活かさなくてどうするんですか。
消化不良ですよ。 - 2010/11/03 AM12:08
- 他のハードの体感機器が落ち着いてから、
再始動な気がしますが… - 2010/11/03 AM03:16
- サードパーティは死滅状態
そんなんでよく「Wiiはもう少しやれるんじゃないかな」って言えたものだな
結局は自分のことしか考えてないんだね - 2010/11/03 PM12:09
- サードがダメな理由を任天堂に転嫁されても
- 2010/11/03 PM11:22
- Wiiでのサードフォローの甘さから来た失敗を受けて3DSではかなり本気になってるからまあいいんじゃない。
なんやかんやでサードメーカーとの付き合い方に関してはソニーと比べると経験不足は否めない。
どんなクソゲーでも出せば儲かったFC・SFCの頃とは状況がかけ離れてるんだから。 - 2010/11/04 PM12:00
- おっしゃる通りPS、PS2も似た様な物でしたね。
サーードは売れたハードで楽して設けたい、と考える物ですから。
これは仕方ない事でしょう。 - 2010/11/04 PM07:42
- サードが死滅してるなら、
E3で、ウォーレン・スペクター氏と、
対談までしたなら、海外年末商戦
目玉の、エピックミッキー
出しましょうよ。任天堂には、
ディズニーに働きけかけて
欲しいです。 - 2010/11/05 PM07:25
- サードフォローバロス
- 2010/11/07 PM03:10
- ゲームはいまでも興味がある。
でも、もう重いのを高いお金をだしてやりたくない。
新作を800~900円くらいで、短時間で楽しめるのがやりたい。
でも、中途半端なつくりのものじゃなく。
コアなひと以外はそう変わってると思う。
自分もそう。 - 2010/11/07 PM10:03
- 4980円とは言えNewマリが400万くらい売れてるのに?
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