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DSが3DSに移行する理由と、Wiiが現行機を続ける理由

  • 掲載: 2010年11月2日 00:01
 任天堂が開催した第2四半期決算説明会の質疑応答にて、岩田社長はニンテンドーDSとWiiのユーザー数についてコメントしました。
 DSとWiiのユーザー数については、29日に開催された経営方針説明会/第2四半期決算説明会で紹介されました。まずDSについては、日本では2005年5月に700~800万人程度だったユーザー数が2007年1月には4000万人弱に増加、一旦減少した後2008年1月にはピークの4500万人程度になりました。しかしその後は減少傾向が続き、2009年中盤以降は3500万人辺りで横ばいが続いています。
 米国では2007年11月から調査が始まり、当初は3500万人程度だったユーザー数が2009年3月には5700万人程度に増加しました。しかしその後は微増に留まり、ここ一年は6000万人近辺で横ばいが続いています。

 Wiiは、日本では2007年7月から2008年1月の間に約1000万人程度増加して2000万人弱となり、その後も年末商戦を経る毎に増加が続きました。最新の2010年7月では3000万人程度になっています。米国では年間約2000万人のペースでユーザー数の増加が続き、2010年10月には1億人の大台を突破しました。

 DSとWiiの状況をまとめると、DSのユーザー数は日本では”ブームの後に一旦下がりかけたのを持ち直している”、米国では”現状維持”、Wiiは日米で共に”ユーザー数の増加が続いている”となります。
 岩田社長は、これが「DSはそろそろ新しい機械を出す必要がある」と判断した一方で「Wiiはもう少しやれるんじゃないかな」と判断した理由としています。

 ニンテンドー3DSを発売する理由は他にもいくつかあると思いますが、岩田社長は「いつかはお客様の数というのは減っていくわけですから、それが大きく減少しないうちに次へ繋いでいくということがきっと求められる」とも述べており、それは「必ずしも何年と決まったサイクルではない」としています。
 Wiiについては、岩田社長が以前「Wiiでまだできることがある」とコメントしましたが、それは今回紹介したユーザー数の話や、宮本さんが「Wiiにはまだ可能性がある」と思っている話などを含めて発言だったのではないでしょうか。

 なお、ニンテンドーDSは現状で1億台以上も普及しているハードであり、3DSへの移行にもある程度の期間を要することから、しばらくの間はDSソフトもリリースされる事が明らかになっています。世界各地で移行期間に差があるため、それを見極めつつ3DSへの移行を実施するとのこと。

 今回の話題は、決算説明会の社長講演内容や質疑応答として任天堂ホームページに掲載されていますので、そちらも合せてご覧ください。

◎関連リンク
 □経営方針説明会/第2四半期(中間)決算説明会 質疑応答 (任天堂)
 □経営方針説明会/第2四半期(中間)決算説明会 社長講演内容全文 (任天堂)

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