さて、今年も残りわずかで終わりますね。こんなギリギリになってしまいましたが、とりあえず2007年を振り返りました。長くなりますが、Wiiの2007年を1ヶ月ずつきちんと振り返っていきたいと思います。

2007年1月

　Wii初の年末商戦は無事にクリアしました。僕としては、ニンテンドーDSの時のように1月になったらハードの売り上げが激減するんじゃないかと危惧していたわけですが、そんな不安を良い意味で裏切ってくれ、約50万台を販売しました。
　
　　→ 2007年1月に発売されたWiiソフト （N-Wii.netデータベース）

　ソフトはどれも小粒でしたが、「ドラゴンボールZ」は10万本突破、「エキサイトトラック」も10万本近く売ったようですし、まずまずですね。

　あと、「ニュースチャンネル」の配信が始まりました。家庭にWiiを浸透させる取り組みの一環、という事ですね。

2007年2月

　この月は、なんと言っても「Wii Sports」のミリオン突破でしょう。まさかハード発売からわずか3ヶ月でミリオンセラーが誕生するとは。Wiiの勢いはすごいなあと実感した出来事でした。
　ほか、Wii本体の国内累計が150万台を突破したことを記念して、CM内に「おかげさまで150万台」メッセージが挿入されました。

　　→ 2007年2月に発売されたWiiソフト （N-Wii.netデータベース）

　2月は3タイトルと寂しい感じでしたが、「ファイアーエムブレム」が発売されました。あと、「みんなで投票チャンネル」もリリースされました。このチャンネルは家族で参加できますので、全体的に好評のようですね。

2007年3月

　3月には、「はじめてのWiiパック」がミリオンを突破しました。本作はWiiリモコン同梱ですし、かなりのお得感がありますね。Wii初心者に向けた1本だと思います。

　　→ 2007年3月に発売されたWiiソフト （N-Wii.netデータベース）

　3月は10タイトルと多くのソフトが発売されましたが、同時にサードパーティの不調さも目立ちました。「ソニック」の初週1万本はインパクトがありましたね。その一方で、Wiiリモコンでの釣りを題材にした「めざせ！！釣りマスター」が健闘しました。
　でも、まだまだサードが厳しい時期は続くんだろうなあという感じです。

　そういえば、明石家さんまさんと松岡修造さんのMiiが配信されたのも3月ですね。お二人が「Wii Sports」や「似顔絵チャンネル」などのCMに出演した時に使ったMiiを配信、というのは面白い試みでした。

2007年4月

　4月には、Wii本体の累計販売が200万台を突破しました。次世代機最速なのは言うまでもありませんね。ペースは順調だったと思います。

　　→ 2007年4月に発売されたWiiソフト （N-Wii.netデータベース）

　4月は、任天堂からソフトが2本発売された珍しい月です。「スーパーペーパーマリオ」は50万本突破、「Wiiでやわらかあたま塾」も20万本を売りましたが、サード関連は撃沈でした。

2007年5月

　5月には、ミドルウェアのVer.2.2Jへのバージョンアップがありましたね。ノイズが出る不具合などが修正されました。

　　→ 2007年5月に発売されたWiiソフト （N-Wii.netデータベース）

　個人的には、5月～6月辺りがソフトラインナップ冬の時代だったと思います。夏に盛り上がることを信じよう、という感じでした。
　……といいつつも、5月は「バイオハザード4」が発売されましたね。Wiiとバイオはこんなにも相性が良いのか！という事を実感したソフトである事には間違いなく、11月に発売された「バイオUC」の好調にも繋がった重要なソフトになりました。

2007年6月

　6月の主なニュースは、バーチャルコンソールの累計ダウンロード数が470万本を突破した事でしょうかね。人気ソフトはやはり「スーパーマリオブラザーズ」や「ゼルダの伝説」シリーズで、これらだけでも相当な割合を占めているのではないでしょうか。
　そういえば、「Wiiポイントプリペイドカード5000」と「クラシックコントローラ」のお得セットが売り切れ寸前になったのもこの頃ですね。半年間も在庫が持ったという事は、在庫はかなり用意してあったのかもしれません。

　　→ 2007年6月に発売されたWiiソフト （N-Wii.netデータベース）

　6月は5タイトルが発売されました。任天堂は「ドンキーコング たるジェットレース」を発売し、サード関連ではマーベラスインタラクティブ（当時）の「牧場物語」が人気でした。


　さて、ここで上半期が終了しました。次の記事で7月～12月を振り返っていきたいと思います。