- 2009年05月08日 22:01
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昨日発表された任天堂の「平成21年3月期 決算短信」によると、Wii本体の2008年度出荷台数は2595万台となりました。
地域別の内訳は、日本が206万台(07年度は390万台)、北米が1293万台(同824万台)、欧州などその他地域が1096万台(同647万台)となっています。北米・欧州は共に2007年度に比べて400万台以上の成長を遂げていますが、日本国内向けの出荷は約180万台の減少という結果になりました。
要因としては、やはり年末商戦以降の流れでしょうか。海外では、クリスマスの時期に非常に多くのWii本体が販売されソフト市場も賑わっていましたが、日本では比較的静かに推移しました。
昨年の年末商戦では「街へいこうよ どうぶつの森」や「Wii Music」などの注目タイトルがあったものの、「スーパーマリオギャラクシー」や「Wii Fit」などのビッグタイトルが発売された2007年に比べるとどうしても見劣りしてしまい、2007年の年末商戦のような存在感を出せなかったのではないでしょうか。
また、2009年向けに用意されていたタイトルが間に合わず、1~3月のラインナップが手薄になってしまった事も、日本市場での低迷を招いた原因であると考えられるでしょう。
まあ何度も言っていますが、これから6月に「Wii Sports Resort」が発売されるのを皮切りに、夏以降は任天堂・サード共に有力タイトルが揃っていますので、これからの挽回に注目したいところです。
なお、2009年度のWii本体出荷台数は2600万台となっており、横ばいを見込んでいます。今年度は、日本市場の回復と海外市場の維持が課題となりそうです。
詳しいデータは、任天堂ホームページにて掲載中の資料をご覧ください。
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□株主・投資家向け情報 (任天堂)
◎関連ニュース
□任天堂が平成21年3月期決算短信を発表、売上高など過去最高に
要因としては、やはり年末商戦以降の流れでしょうか。海外では、クリスマスの時期に非常に多くのWii本体が販売されソフト市場も賑わっていましたが、日本では比較的静かに推移しました。
昨年の年末商戦では「街へいこうよ どうぶつの森」や「Wii Music」などの注目タイトルがあったものの、「スーパーマリオギャラクシー」や「Wii Fit」などのビッグタイトルが発売された2007年に比べるとどうしても見劣りしてしまい、2007年の年末商戦のような存在感を出せなかったのではないでしょうか。
また、2009年向けに用意されていたタイトルが間に合わず、1~3月のラインナップが手薄になってしまった事も、日本市場での低迷を招いた原因であると考えられるでしょう。
まあ何度も言っていますが、これから6月に「Wii Sports Resort」が発売されるのを皮切りに、夏以降は任天堂・サード共に有力タイトルが揃っていますので、これからの挽回に注目したいところです。
なお、2009年度のWii本体出荷台数は2600万台となっており、横ばいを見込んでいます。今年度は、日本市場の回復と海外市場の維持が課題となりそうです。
詳しいデータは、任天堂ホームページにて掲載中の資料をご覧ください。
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□任天堂が平成21年3月期決算短信を発表、売上高など過去最高に
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