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Wiiウェア「Shadow Walker 影の少年と光の妖精」序盤レビュー

 久しぶりのレビュー記事になりましたが、今回は、27日より配信されたWiiウェア「Shadow Walker 影の少年と光の妖精」の序盤レビューを書いてみました。
 「Shadow Walker 影の少年と光の妖精」は、2008年1月に発売された「大乱闘スマッシュブラザーズX」の開発を手がけたゲームアーツによる作品です。価格は1000Wiiポイント、ジャンルはココロと影のクロスコネクト・アクション、プレイ人数は1人です。

 ストーリーは、プレイヤーが操作する光の妖精”ポポ”と、木の妖精”ルクス”が木になる場所を探す旅に出るというもの。木の妖精は日の光があたるとその場で木になってしまうため、木になりたい場所に着くまでは日光に当たらないよう、影の中を歩いていかなければなりません。
 そこで、光の妖精であるポポの力を借りつつ、上手に影を繋いでルクスを目的地へと導いていくのが本作の目的です。

 さて、ゲームを始めると、まずはムービーから始まります。貼り絵のようなやさしいテイストで、光の妖精と木の妖精についての話が描かれています。上ではストーリーの要約を書いていますが、詳しいお話もここで明かされます。
 ゲームはステージ毎に分かれており、ステージ上の謎解きを乗り越えてゴールにたどり着けばクリアです。例えば、影が途切れている場所では”マホマホの柱”に光を当てて影を作ったり、木の芽に光を当てて成長させる事で影を作ったり、ルクスを弾き飛ばしてしまう”オバケ”を上手く避けたりといった、様々な要素があります。
 操作はWiiリモコン横持ちで、十字キーでポポの操作、1ボタンでルクスを呼ぶ、2ボタンで柱に光を照らす/戻す、というシンプルなものです。最初はチュートリアルを兼ねたステージが何個か続きますので、操作方法やステージの進め方などを簡単に理解できます。例えば”マホマホの柱”には何種類かの特徴があるのですが、新しい要素が出てきた場合はその都度で解説が入ります。

 ここからは、良い点と悪い点をまとめていきます。が、まだ最初の10ステージ程度なので1つずつ挙げました。


良い点: 気軽に始めて、気軽に終われる
 ゲームはステージ毎に区切られており、各ステージの所要時間は5~10分くらいです。しかもステージクリア時に自動でセーブされるので、気軽にゲームを始めて、気軽に終われるのが良い点ですね。
 どうやってステージを進めていくか悩む事もあると思うので、気分転換する時にもこの手軽さは利点ですね。


悪い点: 画面の動き
 本作の画面は、ステージを見下ろすような視点になっています。ポポの動きに合わせて動くようになっているのですが、場合によってはプレイヤーやゴール地点などが柱などのオブジェクトに隠れてしまったり、目的の場所にカーソルを合わせにくくなる事がありました。
 こういったゲームでは、どうやってクリアしようかとステージを見渡したくなる事が多々あるので、視点の操作は自分でも出来るようになっていれば良かったなあというのが、今のところ思いつく不便な点です。


 というわけで、「Shadow Walker 影の少年と光の妖精」の序盤レビューをお送りいたしました。全体的にとても良く出来ていると言いますか、プレイヤーが出来る事はわりと単純なのですが、仕掛けがたくさん盛り込まれているので新鮮な気持ちでステージを進んでいけるのが良いですね。
 価格も1000Wiiポイントとお手頃なので、興味を持った方はぜひぜひ遊んでみてください。

◎関連リンク
 □「Shadow Walker 影の少年と光の妖精」公式サイト (ゲームアーツ)
◎この記事について
  編集者: にんてんまん
  記事のカテゴリ: Wiiウェア
  (関連: Wiiニュース, 特集・コラム, Wiiソフト > レビュー

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