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　任天堂より8月2日に発売された「フォーエバーブルー」は、内容はダイビングと暑い夏にぴったりのソフトになっています。管理人も入手しましたので、レビューみたいなものを書いてみました。

　まあ、テキストのみとなりますが、しばらくお付き合い頂きたいと思います。まずはタイトル画面からですね。この画面では、BGMとして、CMで流れていたのと同じ曲が流れています。しばらく聞いていると……なんか海に溶け込むような、涼しげな曲です。（聞いたことのない方は、CMムービーをご覧ください）

　さて、「はじめから」を選択すると、「入国手続き」というシチュエーションで初期設定を行います。名前のあとは、性別、肌の色、髪型・色を選択するわけですが……あれ、肌の色と髪型・色の選択肢が少ないのが気になりました。ここらへんに自由度はあまりなかったので、なんとなく初期設定のままでいくことに。

　入国が終わったら早速、海の中へ潜ります。ここからは、助手のキャサリンさんの指示で簡単なチュートリアルが始まります。姿勢制御や泳ぎ方を習ったら、その後は実際のステージへと繰り出します。

　スタート地点は、マナウライ島の西部に位置する小さな塩湖。「ラグーン」があり、熱帯魚の生息地です。
　ここで「オートスイム」という泳ぎ方を習うわけですが、良い機能ですね。通常の「Bボタンを押して泳ぐ」操作をしなくても自動的に進んでくれますし、オートスイム状態のまま方向も変えられますので、スイスイ泳ぐことができます。これは便利。

　さて、海に慣れたところで、ダイビングの拠点となる船「ガッビアーノ号」に戻ります。船に戻って、初めて助手のキャサリンさんに出会うわけですが…

　　今日からあなたはここで生活するの―― （byキャサリン）

　なんて清々しい事を言ってくれたりするわけで、目が離せないですよ。ああ全てを投げだしてこの世界にひたりt(ry

　さて、船上の上での移動やツール類の選択は、行きたいところをポインタでチェックするだけという簡単操作。まずはキャビンの中に入ります。
　ここでは、携帯端末でメールを読んだり、時計を操作したり、日誌を使ってセーブしたりと、ゲームに関する様々な操作が可能です。ゲームを進めると、これ以外にもできることが広がっていくようですが、日誌はこの時点では選択できませんでした。

　……と、ここで、財団事務局のトールマンさんよりメールが届いていたので見てみると、早速の調査依頼が。どうやら、「コーラルフォレスト」というスポットを調査してくれと言う内容。
　フォーエバーブルーでは、これらの依頼に応えるも良し、無視して自由で気ままなダイバーライフをおくるも良しという自由さがポイントです。まあでも最初なので、ここは素直に依頼に従って調査開始です。

　さて、ここからは「マップ」が使えるようになります。ようするに海の地図です。スタート地点はマップ右上にありますね。
　さて行こうとした、その矢先。キャサリンさんの様子に異変が…

　　（かなり困った感じで）え？私？行ったことないわよ。だって私泳げないもの――

　Gooooood! これは期待できるぞキャサリン（？）

　あ、ここで気づきましたが、Bボタンを押しながらポインタを動かすと、自由に歩き回れるみたい。せっかくなので歩き回っていたら、船の窓のところに「キャサリンのメモ」を発見。
　このメモを見ると、ダイビングに役立つ知識をたくさん得ることができます。あ、水面近くでAボタンを押すと海面に顔を出せるんだ。さすが。
　それはさておき、このメモでも気になるキャサリンの言葉が。

　　エアーが無くなっても、私が奥の手で船にもどしてあげるわ――

　これもGoooood! ますます期待が高まるぜ！（？）

　この後もうろうろしていると、どうやら「コーラルフォレスト」へ調査に行くのは絶対らしいので、素直に調査へ。潜った直後、

　あなた、魚のことは詳しい？ 自慢じゃないけど、私は詳しいわ。

　とか言われたので絶対自慢じゃんかと思いつつも、ダイバーは姐さんの言葉に惚れたのでどこまでもついて行きます。シリーズ化しようかなコレ？

　　（魚のことに対して）「向き不向き」で言えば「向き」の方ね。

　根に持ってる！ 自分が泳げない事を根に持ってるよ姐さん！

　　（調査について）小型カメラであなたのことは見てるから――

　おぉっと、その手には乗らないぜ姐さん！（？）

　……さて。ここでは、最初に魚との触れあい方を教わります。「つつく」や「なでる」、「エサをやる」など、これもダイバーライフ、特に図鑑コンプリートなどには重要。

　魚とふれあいながら泳いでいると、いつのまにか「コーラルフォレスト」に到着。名前の通りサンゴが森のようになっている場所、らしい。
　ここで、はぐれたイルカと出会うイベントがありますが、すぐ終了。何かの伏線ですかね？ その直後、調査はすぐに終了。「後は自由にしてちょうだい」と言うので、素直にダイビング。

　ちょこちょこ泳いでいると、今度は「ブルーホール」に到着。このように、スポットはいくつも点在しているようです。BGMも神秘的な感じのものになって雰囲気がガラリと変化しました。それからしばらく後に、泳げる範囲は「自動海域」の中だけだと知り、船へと引き返し。
　ま、ひと通り見回ったところで船へ戻ると、そこは夕暮れ。そして、キャサリンがペンギンと触れ合っているではありませんか。

　　ねえ見て見て。新任のあなたにあいさつに来たみたい――

　ほお、癒されるじゃありませんか…（色々なことに） どうやらこのペンギンは「ケープペンギン」というアフリカに生息しているペンギンで、たまたまマナウライにも生息しているとのこと。
　水中の時と同じ要領で、船上の生物とも触れ合うことができます。しばらくスキンシップしていると…

　　「気に入った！友達を連れてまた来るぞ！」…って言ってるみたいね――

　僕も気に入ったぜ！（？） ちなみにここで海洋図鑑のことを頼まれます。新たな楽しみが増えましたね。これ以降は、キャビンにて図鑑を見れるようになります。
　ついでにキーも渡されますので、同じくキャビンで「操舵輪」も使えるようになります。これは、船を目的地まで移動できるという優れもの。ダイバーは船を中心とした一定の範囲内でしか泳げないため、未知の海域へ行くためには船で移動する必要があります。
　なお、これ以降は「Wi-Fiゲート」（船上にある）を開けるようになり、オンラインを経由して2人で水中遊泳を楽しむことも可能です。

　ここでキャサリンに「夜は危険よ」とアドバイスされたので、１日目は終了です（ゲーム内に日にちの区切りはないようです）。キリが良いので、レビュー「初日編」はここで終了したいと思います。

　ここまでのプレイ時間は１時間半ちょっと。ですが、日頃から世間の荒波に飲まれている僕にとって「フォーエバーブルー」はまったりと楽しめる癒しの空間。
　まだまだプレイして間もないわけですが、かなり作り込まれているという事は実感できた、そんな感じです。

　時が進んでいく仕様も、良い具合にダイビングに区切りを付けるきっかけとなってくれますし、チェアーに横になってのんびり海を眺めたり、MP3の曲を流したり、水中で写真を撮ったり（ここら辺はまだ未体験ですが）と、純粋にダイビングを楽しめる１本となっています。

　先日お伝えしたとおり不具合騒動が起きている事は残念でなりませんが、良作であることは間違いなし。一刻も早くこの事態の解決を図り、一人でも多くのひとに「フォーエバーブルー」を体験してもらいたいと思います。

◎関連リンク
　□フォーエバーブルー 公式サイト （任天堂）
　□フォーエバーブルー 関連ニュース・特集インデックス （N-Wii.net）

　ちなみに。タイトルは「ダイバー初日編」となっておりますが、続編があるかどうかは……まあ、期待しておいてくださいなと言うことで。

◎この記事について
　　編集者： にんてんまん
　　記事のカテゴリ： フォーエバーブルー
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