任天堂は27日、平成24年3月期決算短信を発表しました。
資料によると、第2四半期(2011年4月1日~9月30日)の売上高は2157億3800万円(前年同期比-40.6%)、営業利益は-573億4600万円、経常利益は-107億7872万円、四半期純利益は-702億7300万円と、前年同期比で減収減益になりました。
第2四半期は、ニンテンドー3DSの値下げ以降は本体販売が復調傾向にあるものの、主にソフトウェアのヒット作が少なかったこと、DSやWii本体の販売台数が前年比で下回りました。また、全世界でニンテンドー3DS本体、海外でWii本体を値下げしたことによる小売店への在庫補償が発生しました。
本体の値下げ、ソフトの不調により売上利益率が大きく減少し、業績は573億円の営業損失になりました。また、為替市場は引き続き想定を上回る円高で推移しており、為替差損が524億円発生しました。
また、為替の影響と販売予想の見直しにより、通期の業績予想が下方修正となっています。修正後の売上高は7900億円(前回予想9000億円)、営業利益は10億円(同350億円)、経常利益は-300億円(同350億円)、当期純利益は-200億円(同200億円)です。
本業の儲けを示す営業利益は10億円と通期では黒字を確保する見通しですが、為替差損などの影響で当期純利益は-200億円となり、上場来初の最終赤字の見込みです。
通期業績予想の修正を受け、配当予想も下方修正されました。変更後は期末及び年間100円です。配当方針に基づいた場合は年間配当は10円になりますが、来期以降については業績回復を見込んでいることから、年間100円が今期の下限に設定されました。
◎関連リンク
□株主・投資家向け情報 (任天堂)
第2四半期は、ニンテンドー3DSの値下げ以降は本体販売が復調傾向にあるものの、主にソフトウェアのヒット作が少なかったこと、DSやWii本体の販売台数が前年比で下回りました。また、全世界でニンテンドー3DS本体、海外でWii本体を値下げしたことによる小売店への在庫補償が発生しました。
本体の値下げ、ソフトの不調により売上利益率が大きく減少し、業績は573億円の営業損失になりました。また、為替市場は引き続き想定を上回る円高で推移しており、為替差損が524億円発生しました。
また、為替の影響と販売予想の見直しにより、通期の業績予想が下方修正となっています。修正後の売上高は7900億円(前回予想9000億円)、営業利益は10億円(同350億円)、経常利益は-300億円(同350億円)、当期純利益は-200億円(同200億円)です。
本業の儲けを示す営業利益は10億円と通期では黒字を確保する見通しですが、為替差損などの影響で当期純利益は-200億円となり、上場来初の最終赤字の見込みです。
通期業績予想の修正を受け、配当予想も下方修正されました。変更後は期末及び年間100円です。配当方針に基づいた場合は年間配当は10円になりますが、来期以降については業績回復を見込んでいることから、年間100円が今期の下限に設定されました。
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コメント (2件)
- 2011/10/28 AM03:05
- 「3DS値下げによる任天堂の損失は、ソフトを6本購入してもらわないと取り戻せない」
という話しみたいですが、2万5千円で購入しソフトも既にパッケージを7本持っている自分は、
かなり貢献してるのかな?(苦笑) - 2011/10/28 PM06:24
- 円高もそうですが、娯楽企業ということで震災の影響もかなり大きいでしょうね。
ハード移行期なのでソフトを出す本数が少なかったというのもあるでしょうけど。
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