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「今年の冬こそWiiを買おう」と思う方への”5つのポイント”

  • 掲載: 2008年11月17日 20:52
 GameSpotにて、Wiiを楽しむための5カ条--新規ユーザーが初めにやっておきたいことと言う記事が掲載されています。
 タイトルの通り”Wiiを楽しむために知っておきたいこと”が書いてあるわけですが、なるほどと思う部分もあったので、解説を入れつつ詳しく取り上げてみたいと思います。
 GameSpotの記事は、海外で掲載されたものを翻訳しているため、一部、日本には適さない情報があります。なので、日本で通用する5か条にしてみました。
 ※5か条の順番は、一部変更しています。

 と、その前に。まずWiiの紹介をしておきましょうか。Wiiは、任天堂から発売された家庭用ゲーム機で、TVリモコン風のコントローラと、実際に振ったりポインタを使ったりする直感的な操作が特徴です。
 対応ソフトは既に200種類以上が発売されているほか、ネット専売ではありますが、往年のファミコンなどのゲームを数百種類も揃えた「バーチャルコンソール」、数十種類の新作Wiiソフトを購入できる「Wiiウェア」などのサービスもあります。

 定価は2万5000円ですが、購入価格は当然ながらお店によって変わります。例えば、ネット通販大手のAmazon.co.jpでは2万4999円(ポイント5%還元)で売っていますし、ヤマダ電機やヨドバシカメラなどの家電量販店で買えばより多くのポイント還元や長期保証があります。

 Wiiの箱は結構大きめなので、家に持って帰るのが億劫ならネット通販、ポイント還元などを考慮するならお店で、といった感じになるでしょうか。

 それでは、ここからは”Wiiを楽しむために知っておきたいこと”をまとめていきたいと思います。


1.Wiiリモコンとヌンチャク

 Wiiリモコンとヌンチャクは本体に1つ同梱されています。ただ、「Wii Sports」や「スマブラX」や「マリオカート」など、やはりWiiはパーティ用としても需要がありますので、そういった用途でも遊びたい場合は、最大4組のWiiリモコン+ヌンチャクが必要です。

 記事には「リモコンを1つしか用意していないWiiは、自分しか参加者がいないパーティーのようなもの」と大げさなことが書いてありますが、もちろん1人で遊ぶのも大歓迎です。


2.充電式バッテリ

 Wiiリモコンは単3型乾電池を2本使いますが、いちいち電池を買うのは少々面倒ですし、使い終わったらゴミになってしまいます。
 そこで充電式バッテリの出番なのですが、記事で紹介されている「Nyko Charge Station」や「Intec Charge Station」などを日本で手に入れるのは難しいかと思います。

 ここはやはり、三洋電機の「eneloop」を使うのが良いと思います。電池としては少々値段が高めですが、繰り返し充電して1000回も使えるとなれば、eneloopの方が断然お得です。
 ほかにも、各社より充電池が発売されています。少々古いですが、電池の持ち具合を取り上げた記事がありますので、詳しくはそちらをご覧ください。
  → 特集: Wiiリモコンに一番ぴったりな電池は?

 あと、Wiiリモコン専用のeneloop無接点充電器も発売されています。こちらも少々値段は張りますが、この商品を使えば電池を取り替える手間すら省けるので、選択肢としては十分ありだと思います。


3.ケーブルと画質

 液晶テレビやプラズマテレビがあるという方は多いと思いますが、どうせなら、今あるテレビに合った映像で楽しみたいものです。
 Wii本体には、テレビと接続する線として「AVケーブル」が同梱されています。もちろん、このケーブルでもゲームは楽しめるのですが、上で挙げたテレビのほとんどには「S端子」や「D端子」や「コンポーネント端子」が搭載されていると思います。

 搭載されているのであれば、それに合ったケーブルを使うことで、より高画質でゲームを楽しめます。どんな違いがあるかは、以前掲載した特集: ケーブルによる映り具合の 違いを簡単にまとめるを見て頂きたいのですが、感覚的には

AVケーブル << S端子 < D端子 <=> コンポーネント

 という感じで、AVケーブルよりはS端子が、S端子よりはD端子またはコンポーネントの方が、より綺麗な映像となります。

 特にAVケーブルは、画面に表示される文字が見にくくなる事がありますので、なるべくならS端子以上を使うのが良いかなと思います。


4.ゲーム

 さて、プレイする環境を整えたら、早速ゲームを遊んで見ましょう。記事では「スーパーマリオギャラクシー」「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」「おどるメイドインワリオ」「マリオカートWii」が取り上げられていますが、これら4タイトルは全ておすすめです。
 あえて分けるとすれば、前2タイトルは”1人でじっくり”、後2タイトルは”みんなでワイワイ”という感じになります。難易度的には、前2つが難しめです。

 ただ、”ゲーム”というものに自信が無いという方は、この中でも特に直感的に遊べる「おどるメイドインワリオ」や「マリオカートWii」をおすすめします。
 あと、定番ですが「Wii Sports」や「マリオパーティ8」ですね。ほかにも、リモコンが1個付属する「はじめてのWiiパック」もおすすめです。


5.バーチャルコンソール

 Wiiで楽しめるのは、お店で売っているパッケージソフトだけではありません。インターネットに接続することで、往年のファミコンなどのソフトを購入できるのです。
 他にも、お天気やニュースなどを利用できる「チャンネル」機能や、オンライン限定販売の新作Wiiソフト「Wiiウェア」などのサービスがあります。自宅にインターネット環境がある場合は、ぜひWiiもネットに繋げてみてください。


 以上、GameSpotの記事とは結構違う内容になってしまいましたが、Wiiを楽しむための5か条でした。意外にも、”Wiiを買うまで”の話は任天堂ホームページには載っていないので、迷っている方の参考になればと思います。

 今回は、どちらかと言うと”初級編”のような内容になりましたが、今度は”Wii購入の1年後”なんかを中級編として考えていきたいですね。こちらの方もお楽しみに。

◎関連リンク
 □Wiiを楽しむための5カ条--新規ユーザーが初めにやっておきたいこと (GameSpot)