Nintendo of America（NOA：任天堂の米国子会社）は、ワイヤレスのヌンチャクを発売したNyko Technologiesを提訴したようです。

　訴訟の話をする前に、まずNyko Technologiesのワイヤレスヌンチャクについて振り返りたいと思います。「ヌンチャク」とは、もちろんWiiリモコンに接続して左手に持って操作するコントローラの事なんですが、有線接続である事が煩わしいと思う方も多いようです。
　そこでNykoが発売したのが、Wiiリモコン～ヌンチャク間を無線接続できるワイヤレスヌンチャクです。当サイトでも何度か取り上げました。

　→ Nyko、ワイヤレスな「ヌンチャク」を正式発表

　そんなワイヤレスヌンチャクを発売したNyko Technologiesですが、Bloombergの報道によると、NOAに提訴されたとのこと。理由は「ワイヤレスヌンチャクのデザインや名称、パッケージなどが任天堂の特許や商標権を侵害している」からだそうです。
　iNSIDEさんによると、ワイヤレスのヌンチャクは非純正の周辺機器として海外では複数のメーカーから発売されているようです。もしかすると、非純正である事も問題の一つになっているのかも知れないですね。

　Nyko広報担当のC.C. Winey氏は、今回の訴訟に対して「私達は故意に誰かの権利を侵害したことはありません。本件については現在調査中です」とコメントしています。

　裁判の動向については、詳細が分かり次第お伝えいたします。

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