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任天堂、一部小売の「マリオギャラクシー」値下げに対して制裁措置?

  • 掲載: 2008年1月20日 13:18
 「スーパーマリオギャラクシー」は発売後数週間で一時的に売り上げが失速したため、一部の小売店は大幅に値を下げて販売していました。そんな業者に対して、任天堂が制裁措置をとっているのではないかという噂があるようです。
 以下、Go Nintendoの記事より。

 いくつかの業者は「スーパーマリオギャラクシー」は失敗したと考えたため、発売後数週間で大幅な値下げを行いました。彼らは、マリオを格安で処分しても「Wii Fit」の売り上げで穴埋めできると考えていたからです。
 現在、「マリオ」や「Wii Fit」を含む任天堂タイトルは、日本では在庫切れになるほどの人気振りです。
 噂によると任天堂は、「スーパーマリオギャラクシー」を格安で販売した業者に対してWii本体・ソフトの出荷数を制限しているとのこと。任天堂ハードと任天堂タイトルに支配されている日本市場において、この措置は小売業者にとって死活問題となるでしょう。

 あなたは、本当に任天堂がこのような事をしていると思いますか? もしそうだとしたら、この措置は小売業者にとって妥当だと思いますか?


 以上、Go Nintendoの記事でした。最後の文は、読者に対しての質問ですね。なので、まず筆者なりにその質問に答えたいと思います。
 N-Wii.netでもお伝えしたとおり、「マリオ」は一部の小売業者によって投売りされました。理由は、初回出荷70万本に対して初週売上が30万本に留まったため、市場での在庫が過剰になったからですね。
 今売れてないから投売りして消化してしまおうという浅間かな行動に出たなら、非は小売側にあるでしょう。そもそも発注したのは小売側ですし、なんで初回出荷が70万本だったかといえば、クリスマス商戦に耐えられるようにするためっだたのではないかと思うわけです。
 結果的に「マリオ」は、クリスマス前には投売りから掛高に状況が一転しました。投売りは、明らかに失敗ですよね。
 個人的には、今回の件に対してある程度の制裁措置があってもやむを得ないのではないかと、そう思います。信用できない業者に多く出荷するわけにはいかない、という考えもあるのかも知れません。

 さて、ここからは客観的に進めていきますが、もし本当に任天堂が出荷制限をしているのなら、「Wii Fit」の出荷も絞られているかも知れませんし、恐らく「スマブラX」も対象になるでしょう。これは小売業者には痛いですよね。

 そういえば一年前には、WiiやDS本体の在庫を溜め込んだり、定価より高い値段で販売する業者に対して出荷を制限している、という噂もありました。商売は、貪欲すぎると上手くいかないですね。

◎関連リンク
 □RUMOR - Nintendo punishes Japanes retailers that cut price of Super Mario Galaxy (Go Nintendo)