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「任天堂のWii」と「中国のVii」を並べて比較してみた

 さて一部で注目を集めつつある中国製の「Vii」ですが、今度は、本家Wii本体と実際に並べてサイズや外観などを比較した記事を見つけました。
 この記事はなんと、日本でもサイトを構えているEngadgetの中国版サイトに掲載されています。まずは比較写真をご覧ください。日本語風に記事タイトルを解釈すると、冒頭は「Engadget中国版 独占スクープ」という感じですかね。

  → 瘾科技Engadget独家报道:Vii火拼Wii (Engadget中国版)

 さて1枚目から見ていきましょうか。これは縦置きでの比較ですね。この場合ですと、WiiよりもViiの方が高さがありますね。Vii本体の前面にはPOWERボタンとRESETボタンがあります。
 Viiはディスクを使用しませんので、挿入口などはありません。また、SDカードスロットやSYNCボタンも無く、その部分は黒塗りになっています。

 続いて2枚目は、横置きの場合です。見てみると、Viiが意外と縦長であることが分かるかと思います。この写真だけだと、Wiiの方が大きいようにも見えますね。

 3枚目の写真は、Wiiリモコンと威力棒Viiの比較です。Wiiリモコンの方が威力棒Viiよりも長いですね。ボタン配置は大体同じですが、+ボタンと-ボタンが無く、1ボタンと2ボタンの位置が逆になっています。
 あと、2.4Gという恐らく無線通信のボタンがありますね。本体との通信用でしょうか。意外と作りこまれているのかもしれませんね。

 なお、価格は1200元(日本円で約2万円)、発売時期は10月下旬~11月のようです。Wiiが2400元(約3万7500円)、プレイステーション3が3900元(約6万円)、Xbox360が2700元(4万2000円)との事ですので、一応Viiが最も安いですね。

 ちなみに上で紹介した記事には、以下のように書かれていました。

 私が思うに、任天堂は再び中国市場へ参入するかどうか考え直さなければならないでしょうし、XboxはViiに対して緊張しているのではないでしょうか。

 私達は「中国版を責めないでください」と言うことしかできません。皆さん、もっと私達にご意見をお聞かせください。 (この段落は翻訳に自信がありません…)

 まあ最初の文を読んだだけでも何言ってんだと。まあ、別の意味で躊躇する可能性はありますが。

 ですがこれは海賊版とは異なる部類の商品ですので、まだ影響は小さめですね。このような事なら、日本でもまあまあ有り得る事ですし。

 また新情報が入りましたら、お伝えいたします。

◎関連リンク
 □瘾科技Engadget独家报道:Vii火拼Wii (Engadget)

◎関連ニュース
 □海外ネタ: まさに人気ゲーム機の真似? 中国で「Vii」が登場 (9月29日)
 □中国製「Vii」のスクリーンショットを入手 (10月13日)
◎この記事について
  編集者: にんてんまん
  記事のカテゴリ: Wiiニュース
  (関連: Wiiニュース > 中国産「Vii」報道特集, 海外ニュース

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