MOTHERシリーズなどを手がけたコピーライターの糸井重里さんが主催する「ほぼ日刊イトイ新聞」にて、岩田社長や宮本さんなど開発者を招いての対談が連載中です。
連載中の対談は「どうぶつの森 遊んだ人と作った人。」というもので、糸井さんのほか、任天堂の岩田社長、宮本さん、どうぶつの森を手がけた江口勝也さんなどが登場しています。
この対談では、どうぶつの森シリーズの開発に関する様々な話を読むことが出来ますが、ここでは個人的に興味深い話題を一つ紹介したいと思います。
2001年4月にニンテンドウ64向けに発売された初代「どうぶつの森」は、独特なゲーム性で当時も話題になりヒット作となりましたが、いざ増産するぞとなった時に、時計を制御する特殊なチップが原因で「納期4ヶ月」と言われてしまいました。
2001年と言えばゲームキューブの発売が迫っていた頃で、増産を取り止めて急遽GC版の制作を行うことになります。その時に、宮本さんが開発スタッフに指示した内容は「絵を変えちゃいけない」というものでした。
その考えは今も受け継がれていて、Wii版でも、グラフィックが良くなった事よりは街が追加された事やWiiスピークで会話できるようになった事が大きな特徴になっていますね。
ほかにも、GC版でグラフィックを強化しなかったからこそDS版が生まれたという経緯が紹介されるなど、興味深い話題がたくさんありました。あと、対談の最終回にある”『どうぶつの森』と『MOTHER3』”というタイトルが気になります。
この対談は、月曜日から水曜日まで残り3回分が掲載予定です。まだの方は、ぜひバックナンバーも含めて読んでみてください。
◎関連リンク
□どうぶつの森 遊んだ人と作った人。 (ほぼ日刊イトイ新聞)
この対談では、どうぶつの森シリーズの開発に関する様々な話を読むことが出来ますが、ここでは個人的に興味深い話題を一つ紹介したいと思います。
2001年4月にニンテンドウ64向けに発売された初代「どうぶつの森」は、独特なゲーム性で当時も話題になりヒット作となりましたが、いざ増産するぞとなった時に、時計を制御する特殊なチップが原因で「納期4ヶ月」と言われてしまいました。
2001年と言えばゲームキューブの発売が迫っていた頃で、増産を取り止めて急遽GC版の制作を行うことになります。その時に、宮本さんが開発スタッフに指示した内容は「絵を変えちゃいけない」というものでした。
糸井氏: ゲームキューブで出すにあたって、「絵を変えちゃいけない」と言ったのはどういうところからなんですか? このゲームのムードはこの絵、だと思ったんですか?
宮本氏: それもあるけど、新しいハードになると開発者は張り切るでしょ。余計なところで張り切ると、肝心な部分にパワーが注がれなくなるんです。
それよりも、このゲームの一番大事なところを切り取って、早く作ったほうがいいんやないかと思ったわけですよ。
岩田氏: この考え、すごいですよね?
糸井氏: すごいですね。
宮本氏: だって、このゲームにおいては家具1個ずつのグラフィックを磨き上げることはあんまり意味がないんですよ。それよりはもっと家具の種類を増やしたほうがいいわけです。
(どうぶつの森 遊んだ人と作った人。 第6回「雑談からアイデア」より)
その考えは今も受け継がれていて、Wii版でも、グラフィックが良くなった事よりは街が追加された事やWiiスピークで会話できるようになった事が大きな特徴になっていますね。
ほかにも、GC版でグラフィックを強化しなかったからこそDS版が生まれたという経緯が紹介されるなど、興味深い話題がたくさんありました。あと、対談の最終回にある”『どうぶつの森』と『MOTHER3』”というタイトルが気になります。
この対談は、月曜日から水曜日まで残り3回分が掲載予定です。まだの方は、ぜひバックナンバーも含めて読んでみてください。
◎関連リンク
□どうぶつの森 遊んだ人と作った人。 (ほぼ日刊イトイ新聞)
コメント (6件)
- SA 2009/04/19 PM07:12
- 『どうぶつの森』に過剰なリアリティは求めないけど『街へいこうよ』ではWiiらしい効果(光、靄、ぼかしの表現など)が見られなかったのが残念でした。
でも、本当に『街~』が抱える問題点はそんなところではないんですけどね。 - ちうちう 2009/04/21 AM08:56
- >SAさん
>本当に『街~』が抱える問題点
って何ですか? - SA 2009/04/22 PM06:52
- >ちうちうさん
問題なく楽しめているなら読まずにスルーしてください。個人的な感想ですし人によって捉え方が違うので「そういう意見もあるんだ」とご理解ください。
細かい不満を列挙するのは避けます。あえて言うなら『街~』ではWiiスピークや街といった新しいフィーチャーがある反面、それらはゲームの根本部分に新しい驚きを与える物ではありません。
初めて遊ぶ人には何の躊躇も無く奨められますし、一応『どうぶつの森』らしさはそのままですが、それだけでは「今度の森、どうだった?」と聞かれても正直強く奨めづらいです。
新作としての期待が大きすぎたかもしれません。『街へいこうよ』に関して色々と意見交換してきた感想としては不満に思う人は結構多いと感じてます。 - ちうちう 2009/04/23 AM09:08
- >SAさん
お返事ありがとうございます(^-^)
おいでよ~から新しくプラスされた要素が少ないことが問題という訳ですね~
同感ですw - ktkr! 2009/04/23 PM07:32
- 自分はWii森満足でした。
不満があるのは過去の据置用どう森、おい森をやってきたユーザーなのではないでしょうか?
自分はDS版をやっていないので満足したのかも知れませんね。
>グラフィックに力を入れるよりも...
まさにそれです。
どう森やギフトピア等、一部のゲームに行き過ぎたグラフィックは必要ないです。
もしギフトピアなんかにFFのEDムービーレベルのグラフィックなんか使われたら何の味も無いC級ゲームになってしまうと思います。
このグラフィックだからこのゲームがある、と考えているユーザーは少なくないのではないでしょうか。
スマブラXのトゥーンリンクには少しガッカリしましたね。
あの絵柄のゲームのグラフィックを無理矢理捻じ曲げた感が酷かったですね。
良い例です。
そういえばPS3やxboxにはグラフィックに味のあるゲームが殆どありませんね。
モノノ怪というアニメを観て以来、こういうグラフィックに味のあるゲームにハマってしまったので是非色んなメーカーにこれ系のゲームを増やして行ってほしい限りです。 - hikaku 2009/05/02 AM02:20
- サイト運営し始めた者なんですが、相互リンクしていただきたくて、コメントさせていただきました。
http://hikaku-lin.com/link/register.html
こちらより、相互リンクしていただけると嬉しいです。
まだまだ、未熟なサイトですが、少しずつコンテンツを充実させていきたいと思ってます。
突然、失礼しました。
MabxSBu6
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