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アクション→即反応の直感パズルゲーム! 「ブームブロックス」レビュー

 管理人にんてんまんによるモノフェローズレビュー第5弾は、7月にエレクトロニック・アーツより発売されたパズルゲーム「ブームブロックス」です。

 このレビューは家電・PC・携帯・ゲームレビュー・クチコミサイト「みんぽす」から商品を無償でお借りして掲載しています。(詳細は末尾で)



 「ブームブロックス」は2008年7月17日発売、価格は3990円、ジャンルは3Dパズルゲーム、プレイ人数は1~4人です。発表当時は、あの著名な映画監督であるスティーブン・スピルバーグ氏が監修している事で話題になっていた作品でも有ります。

 ゲーム内容を一言で表わすと、”様々な形に積んであるブロックを効率良く崩すパズルゲーム”です。ブロックを崩すためには、ボールを投げたり、ブロックを引き抜いたり、爆発させて吹っ飛ばしたりと様々な方法がありますが、ステージによってするべき動作は決まっており、いかに”効率よくブロックを崩すか”というテーマに重点が置かれています。
 このように、目的はいたって簡単です。しかし様々な特徴のあるブロックが、ゲームをさらに奥深くしています。例えば、地面に落とすと減点となるブロックや、先ほども言った爆発するブロックなどがあります。ブロックを崩すにしても、これらを考慮しつつ崩す必要があるわけですね。
 さらに、爆発するブロックを坂に滑らせて丁度良い位置で爆破させたりと、アクション的な要素も含まれています。

パッケージ画像
ブームブロック
By Amazon.co.jp
 パッケージやトレイラーから分かる通り、見た目は地味だと思います。海外ではマシかも知れませんが、日本人好みではないパッケージである事は確かではないでしょうか。
 しかし実際に遊んでみると、何とも言えない高揚感とでも言いますか、単純に”ブロックが崩れていく過程を見ているのが楽しい”という状態になってしまいます。

 例えば、ドミノ倒しを見るのが好きな人、またはNHK教育の番組「ピタゴラスイッチ」が好きな人などは、ぜひ手にとって欲しいなと思います。


 さて、ここからは、プレイ中に気付いた本作の良い点・悪い点をまとめていきます。


良い点

・チュートリアルが親切
 チュートリアル用のステージが用意されており、投げるなどの基本動作は全てここで学ぶことが出来ます。ほか、各ジャンルの1つ目のパズルも簡単な作りになっているので、ゲームをクリアするための基本はしっかりと学ぶことが出来ます。
 EAの作品は、こういったゲームの導入部分に関しては素晴らしいなと思います。説明書を見なくても出来るというのは、結構重要な事ですね。

・ヒントが凝っている
 各ステージに挑戦する前に、必ずヒントが表示されます。これがなかなか凝った文章になっており、それを理解するために簡単な謎解きをする必要がある場合も。
 ヒントがあるのは嬉しいのですが、ヒントを必ず表示するのではなく、見たい時に自由に見るという形式の方が良かったかも知れません。やはり、ヒント無しで挑みたいという人もいるでしょうし、必ずヒントが表示されてしまうのはちょっと不親切かなと思います。


悪い点

・クリアしないと、次のステージに進めない
 自分がプレイしていて、まず思ったところです。アクションとかRPGとかならまだしも、パズルゲームにおいて、クリアしないと次のステージに進めないというのは致命的ではないでしょうか。
 個人的には、例えどこかのステージで詰まったとしても、気分転換に別のステージを先に遊べるのが理想だと思うので、ステージをクリアするまで次に進めないというのは酷ではないかと思います。

・宣伝の手法
 ゲームの内容とは関係ないですが、本作はスティーブン・スピルバーグ氏が関わっているわけです。こういうパズルゲームでは、まずは興味を持たせるところから始めないとならないので、そういった意味では「スティーブン・スピルバーグ氏が監修!」と宣伝するのも手だったのではないでしょうか。
 特に日本では、「おっ」と興味を持ってくれる人も多いんじゃないでしょうかね。

・やはり作りが甘い
 欧米らしいと言いますか、良くも悪くも大胆で荒い作りになっています。例えばメニューの項目にラベルが無く、何の項目かを調べるためにポインタを合わせたりとか、そういうゲーム以外の所にも気を配って欲しいなと思いました。
 ですが、小さな事なので、特に問題は無いかも知れません。要は、気にするか気にしないかですね。


総評

 上でまとめた以外にも、操作が直感的でWiiリモコンを活用したものになっている事も挙げられます。これは良い点である反面、アナログという性質から操作が曖昧になり、同じように振ったつもりでも全く違う反応をしてくる事が多々あります。
 そのため、リモコンを強く振って遠くへボールを投げたつもりでも、実際には飛ばなかったという事も割と良くあることだと思います。この辺は、モーション操作の良い点でもあり悪い点でもあるところです。

 他にも、積み木が倒れてブロックが落ちる時の表現が素晴らしく、とてもリアルです。精密な物理演算が裏で行われているんだなと実感させられます。
 でも、ちょっとコマ落ち気味なんですよね。この辺は、ブロックの様子が見やすいようにあえてスロー再生なんだ、という風に割り切るべきかも知れません。

 が、そういった面も含めて、ちょっとだけと思ってつい何時間も遊んでしまうような中毒性の高いゲームになっているのかなあと思います。
 冒頭でも言った通り、ドミノ倒しやピタゴラスイッチが好きな人、あとはパズルゲーム好きな人にはぜひ遊んで欲しい作品です。

◎関連リンク
 □「ブームブロックス」公式サイト (エレクトロニック・アーツ)

◎Amazon.co.jpで購入
 □ブームブロックス

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 レビューの内容につきましてはみんぽすやメーカーからの関与なく完全に中立な立場で書いています。(唯一事実誤認があった場合のみ修正を行います) レビュー商品無償貸し出しサービス「モノフェローズ」に関する詳細はこちら

◎この記事について
  編集者: にんてんまん
  記事のカテゴリ: モノフェローズ レビュー
  (関連: Wiiニュース, 特集・コラム, Wiiソフト, Wiiソフト > レビュー

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