されるようならば、引退することを確認し合った」とのこと。現時点では、コナミによる完全子会社化によって大きな変化は無いとのことですが、今後については以下のように語っています。
4月から、ハドソンがコナミの完全子会社化によって生じる変化を聞く。
現時点では、大きな変化はなさそうだけれど、まったくそのままというわけにはいかないだろう。
私が先週、土居ちゃん(土居孝幸)を呼んだのも、実はこの辺の意思統一のためで、『桃太郎電鉄』のゲーム内容を大きく変えることを要求されるようならば、引退することを確認し合った。
その覚悟を、和気正則執行役員に伝える。
また10年かけて、強固な信頼関係を作れた桃太郎チームが解体されて、まったく新しい人たちと『桃太郎電鉄』を作らなければならないようならば、やはり『桃太郎電鉄』を終了させるつもり。
別に、コナミからそういう要求を受けているわけではない。
ただコナミには、コナミの仕事のやり方があるとおもう。
いいものは取り入れたいし、従えるものは、従うつもりだ。
でも、私は来年の夏に、還暦を迎えてしまう。
この年齢になると、劇的な変化について行けないし、そろそろ人生のまとめに入っていかないといけない。
いずれにしても、4月に入れば、いろんなことが決定するので、正式発表できる。
ハドソンと言えば、先日は9タイトルの発売中止が明らかになりました。コナミによる完全子会社化の影響かどうかは不明ですが、ハドソンの動向が気になりますね。
◎関連リンク
□2011年3月22日(火) (さくまあきらホームページ)
コメント (4件)
- おうえんびと 2011/03/28 AM08:41
- 一方で、同じく来年還暦を迎える某クリエイターが変化を楽しみながらも、
貪欲に作品作りに向かっているのを見ていると、ゲーム業界も様々な作り手がいて面白いな、と感じますね。
ただ、残念なのは"自らの引退=シリーズの終了"という風に仰っていることです。
桃鉄に限らず、こういった定番タイトルは後世に残して欲しいですよね。
チーム内で若手が育っているならば、その人達をもっと活躍させてほしいとも思いますし。
マリオはきっと宮本さんがいなくても作り続けられるんだろうなぁ。
今後、一番心配なのはドラクエなんですけどね…。堀井さん次第ですかね。 - 2011/04/01 PM04:45
- キャラが同じだけの別物作られるくらいなら、ゲーム内容だけクローニングした新シリーズの方がマシじゃないかなー。
桃伝やドラクエはさくまあきらやや堀井雄二のセンスがあってこそだから、本人たちが引退したら終わりだろう。
その点でいえば任天堂は、宮本茂らのセンスを自社全体で共有しようとしているから将来的にも出続けるだろうね。
キャラクター的にも、マリオは最初から不特定多数のゲームの自機として作られたけど、桃太郎はあくまで桃伝の主役で、他のゲームに出たのは「さくまあきらが気に入ったから」だしね。 - おうえんびと 2011/08/19 AM01:58
- 4ヶ月以上経って、レスがあったことに気付きました(^^;
キャラが同じだけの別物にならない為に、自分は一歩引いて
後継者を育てるという判断もありなのかな、と思うんですよね。
最近ツイッターで開発者の方のご意見などを拝見していると、
トップが替わっても、これまで一つになって開発に尽力してきたメンバーがいれば、
案外きちんとした作品が出来るんじゃないかと思えてきました。
宮本さんも何かの賞を受賞される度、
頻りに「私一人で作ったわけではありません」と仰ってますよね。
10年も桃鉄を作り続けてきたその人たちを信頼して、任せてみても良いんじゃないかな、と思います。 - おうえんびと 2011/08/19 AM02:00
- って、今更こんなこと書いてもしょうがないですよね(^^;
失礼しました。
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