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桃鉄シリーズ、ハドソンの今後によってはシリーズ終了へ?

  • 掲載: 2011年3月28日 00:11
 「桃太郎電鉄」シリーズの生みの親として知られるさくまあきら氏は、コナミによるハドソンの完全子会社化に関する影響についてコメントしました。
 さくまあきら氏公式サイトに掲載されている仕事人裏日記によると、同氏は先週、桃鉄シリーズのキャラクターデザインを手掛ける土居孝幸氏と出会い、「『桃太郎電鉄』のゲーム内容を大きく変えることを要求
されるようならば、引退することを確認し合った
」とのこと。現時点では、コナミによる完全子会社化によって大きな変化は無いとのことですが、今後については以下のように語っています。

 4月から、ハドソンがコナミの完全子会社化によって生じる変化を聞く。
 現時点では、大きな変化はなさそうだけれど、まったくそのままというわけにはいかないだろう。

 私が先週、土居ちゃん(土居孝幸)を呼んだのも、実はこの辺の意思統一のためで、『桃太郎電鉄』のゲーム内容を大きく変えることを要求されるようならば、引退することを確認し合った。
 その覚悟を、和気正則執行役員に伝える。

 また10年かけて、強固な信頼関係を作れた桃太郎チームが解体されて、まったく新しい人たちと『桃太郎電鉄』を作らなければならないようならば、やはり『桃太郎電鉄』を終了させるつもり。

 別に、コナミからそういう要求を受けているわけではない。
 ただコナミには、コナミの仕事のやり方があるとおもう。
 いいものは取り入れたいし、従えるものは、従うつもりだ。
 でも、私は来年の夏に、還暦を迎えてしまう。
 この年齢になると、劇的な変化について行けないし、そろそろ人生のまとめに入っていかないといけない。
 いずれにしても、4月に入れば、いろんなことが決定するので、正式発表できる。


 ハドソンと言えば、先日は9タイトルの発売中止が明らかになりました。コナミによる完全子会社化の影響かどうかは不明ですが、ハドソンの動向が気になりますね。

◎関連リンク
 □2011年3月22日(火) (さくまあきらホームページ)