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任天堂が第1四半期決算を発表、営業損失103億円も3DSの収益性は改善へ

 任天堂は25日、平成25年3月期 第1四半期決算短信(期間:2012年4月1日~6月30日)を発表しました。
 売上高は848億1300万円(前年同期939億2800万円)、営業利益は-103億3100万円(同-377億1200万円)、経常利益は-297億8100万円(同425億5100万円)、四半期純利益は-172万3100万円(同-255億1600万円)で、前年同期に引き続き赤字決算となったものの、赤字幅は縮小しました。

 期間中は、ニンテンドー3DS関連が国内で好調に推移したものの、海外では盛り上がりに欠ける結果となり、本体出荷は全世界で186万台、ソフトは739万本になりました。
 ニンテンドーDSは、3DSへの世代交代が進んだことから本体は54万台に留まったものの、ソフトに関しては「ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2」が計245万本の出荷を記録し、DSソフト全体では848万本になりました。Wiiは、本体が71万台、ソフトが847万台です。
 この他、特に対ユーロで引き続き円高に推移しており、211億円の為替差損が発生しました。昨年夏の値下げ以降は赤字での販売が続いているニンテンドー3DS本体については、収益性は改善しているものの逆ざや状態の解消には至っておらず、営業損失が発生しました。

 第2四半期以降では、7月28日に「ニンテンドー3DS LL」「Newスーパーマリオブラザーズ2」「ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレーニング」を国内で発売します。両タイトルの発売により、ダウンロード版の販売もスタートします。海外においても、これらの製品の投入により夏から秋にかけて市場の活性化を狙います。
 また、年末には、6.2インチのタッチスクリーンが搭載された新型コントローラが特徴のWii後継機「Wii U」を日米欧市場で発売します。

 3DSは逆ざや状態にありますが、夏には解消される見込みであることと、7月28日に発売される「ニンテンドー3DS LL」に関しては発売当初から利益が発生することなどから、年末商戦に向けて3DSで利益を確保できる体制が整っていくものと思われます。

 通期業績予想については前回からの変更は無く、売上高が8200億円、営業利益が350億円、経常利益が350億円、当期純利益が200億円です。第2四半期でも営業赤字となりますが、通期では黒字を確保する見込みです。

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 □株主・投資家向け情報 (任天堂)
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  編集者: にんてんまん
  記事のカテゴリ: 任天堂ニュース
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コメント (2件

2012/07/25 PM09:18
日本向けソフトが充実した半年だったけれど、海外向けが揃わなかったのが痛かったね。
DSの時よく売れた海外向けキラーの続編って3DSでは出ていないのかな?
Lyda 2013/04/22 PM06:06
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