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「工場をフル稼働させ、最善を尽くしている」――Wiiの供給不足について

  • 掲載: 2007年4月12日 21:49
 NOA(Nintendo of America)の上級副社長であるPerrin Kaplan氏は、世界的に品薄状態にあるWii本体の生産状況についてコメントしました。
 昨年末の発売以降、日本を始め世界各地でWii本体の需要が高まり、供給が追いついていない状態が続いています。ニンテンドーDSにも同じことが言えますが、この状態がしばらく続くと見られており、この件について、同氏は以下のようにコメントしています。

 私たちは、生産量を高め在庫を確保する為にいかに効率よくできるかを、あらゆる点から考えています。しかしWiiは非常に好評です。今の状況はしばらくは続くかもしれません。私たちは生産現場をフル稼働させて、行いうる全てのことをやっています。お店にWiiを並べるために絶えず努力をしています。
 しかし未だ多くのファンの手に渡っていないという事実も把握しています。辛抱強く待って下さい。そして私たちが出来るだけ早くお届けする努力をしていることを知って下さい。


 発売直後の四半期2つ分(2006年10月~2007年3月)で、「Wii」は600万台を出荷しています。この数は、任天堂にとっては初めてですよね。爆発的な人気を誇る「ニンテンドーDS」も、発売直後の四半期2つ分(2004年10月~2005年3月)は約530万台でした。

 ニンテンドーDSが何回も生産強化を行っているように、Wiiにもそれを期待するしかないようです。現在、Wiiは月産100万台ですが、日本だけでも月に約30万台は売れているわけですから、不足していますよね。
 決算時にでも、WiiやDSの増産が発表されないでしょうか……。

◎関連リンク
 □Wiiの供給不足はしばらく続く・・Nintendo関係者のコメント (Game*Spark)
 □Wiiの生産についてNOA副社長がコメント (Nintendo iNSIDE)

◎関連ニュース
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 □Wiiの本体生産、1月以降は「月産100万台」に (1月26日)