「桃太郎電鉄」シリーズが終了、理由は主要メンバーの退社
「桃太郎電鉄」シリーズの生みの親として知られるさくまあきら氏は、シリーズの終了を宣言しました。
11日夜に放送されたニコニコ生放送「小池一夫のニコニコキャラクター塾!」にて、さくまあきら氏が登場しました。番組にて同氏は、2012年1月にリリースされるドコモ携帯向けの「桃太郎電鉄 東海編」を最後に、シリーズを終了させることを明らかにしました。
理由について質問された同氏は、シリーズを手掛けてきたハドソンがコナミの完全子会社になったことに触れ、「
(ハドソンには)10年間僕と一緒にゲームを作ってきた優秀な連中がいたから、ゲームを作ってこられた。だが、この4人のトップレギュラーのうち3人が新しい会社は息苦しいと言って辞めた」「
あのメンバーを作るのに10年かかった。同じものをまた作るのは難しい」と語りました。
同氏によると、過去のシリーズ作品がリメイクされる可能性はあるものの、新作が発売されることは無いとのこと。
「桃太郎電鉄」シリーズについては、Wii向けに開発が進んでいた
「桃太郎電鉄2012」の開発が中止になった後、
3月の大震災を受けて同氏が”東北復興編”の構想を明らかにしました。
しかし一方で、
完全子会社化により環境の変化があったハドソンに対する不満も露わにしており、シリーズの動向に注目が集まっていました。
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