さくまあきら氏、「桃太郎電鉄」東北復興編を構想
「桃太郎電鉄」シリーズの生みの親として知られるさくまあきら氏は、「桃太郎電鉄」の東北復興編を構想していることを明らかにしました。
さくまあきら氏は、年内に発売予定だったシリーズ最新作「桃太郎電鉄2012(仮称)」の開発に取り組んでいましたが、3月11日に発生した東日本大震災を受けて開発中止を表明しました。
同氏は「悔いの無いものに」と意欲的でしたが、震災後に自身のサイトで「
被災地に、物件がないのは、悲しすぎるし、何事もなかったように、いままでの物件が堂々と登場するのも変だ」「
『桃太郎電鉄』の出番は、東北が復興し始めたときにこそ、「東北はこんなに元気になっていますよ! 東北に来てください!」と宣伝することに、協力できるようにおもう」とし、最新作の開発中止を決定しました。
MSN産経ニュースの記事によると、さくまあきら氏は新作として「東北復興編」を構想しているとのこと。同氏は「
地域を引っ張っていく新しい食べ物や、産業の芽が生まれることを期待している。復興の様子や頑張っている姿も教えてほしい。ゲームの力で応援したい」とコメントしました。
具体的な内容やプラットフォームなどは一切明らかになっていませんが、ファンにとっては朗報ですね。続報にも期待したいところです。
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