午後2時。京都ロヤルホテルで、ハドソンの上原和彦新社長、コナミ制作支援グループの吉元太郎さん、和気正則さん、ビー・ブレーブの岩崎誠と待ち合わせ。
ハドソンの新社長と会うくらいなので、さすがの私も打ち合せ内容は、くわしく公表できない。
ただ、いままで通り、携帯とiPhoneのゲームを作り続けてほしいと言われた。
当初予定していたWii版『桃太郎電鉄2012(仮)』は、東日本大震災で、三陸沖が被災してしまったこともあって、描きづらいので、正式に製作中止となった。
被災地に、物件がないのは、悲しすぎるし、何事もなかったように、いままでの物件が堂々と登場するのも変だ。
実はこの辺の扱いで、東日本大震災以来、ずっと苦しんでいた。
ゲーム・クリエイター桝田省治が夢で見た「東北復興編」もかなり考えたけど、非常にナーバスな問題だけに、ちょっと手元が狂っただけで、多くの人を傷つけてしまう。
『桃太郎電鉄』の出番は、東北が復興し始めたときにこそ、「東北はこんなに元気になっていますよ! 東北に来てください!」と宣伝することに、協力できるようにおもう。