通販大手の千趣会と任天堂は、Wiiの動画配信サービス「Wiiの間」を用いたネット通販サービスを開始する予定であることが明らかになりました。

　26日の日本経済新聞朝刊によると、Wiiでのネット通販サービスは11月開始予定とのこと。「Wiiの間」を利用し、映像を交えて商品の特徴をアピールして購入を促す仕組みになるとのこと。取り扱う商品は衣料品や食品、家具など1万点以上で、ゲームとは直接関係がない商品になります。決済手段としては、クレジットカードや代金引換が用意されています。
　Wii本体は国内で1000万台以上が普及しており、このうち約8割の世帯ではリビングに本体を設置しています。任天堂としては家族で買い物を楽しめる新サービスの展開、千趣会としてはWiiユーザーの取り込みによる新しい顧客の取り込みを狙っています。

　なお千趣会では、2009年7月末より「インターネットチャンネル」で閲覧可能な通販サイトの運営を開始しており、今回の連携によってさらなる販路拡大を見込んでいます。

◎関連リンク
　□任天堂がWiiでネット通販を開始へ。日用品1万点を取り扱い （Engadget Japanese）
　□Ｗｉｉでネット通販　任天堂、千趣会と提携 衣料品や食品、家具など１万点以上 （日本経済新聞）

◎関連ニュース
　□千趣会、Wiiで食品通販を開始