米国: Wii本体が累計3000万台突破、発売から3年8ヶ月で達成
Nintendo of Americaは、米国におけるWii本体の累計台数が累計3000万台を突破したことを発表しました。
Wii本体は、米国では2006年11月19日に発売されました。米国など海外ではWii本体に「
Wii Sports」を同梱したパッケージが標準で発売され、「
はじめてのWii(Wii Play)」などと共にシンプルながらも奥深いゲーム性が話題となりました。
その後、2007年11月には「
スーパーマリオギャラクシー」、2008年4月には「
マリオカートWii」、2007年5月には「
Wii Fit」とWiiを代表するソフトが次々と発売され、米国ではWiiが一大ブームになりました。また、2007年の年末商戦ではWii本体が品薄状態に陥り、これにより
Wii関連の宣伝を一時中止したほか、大手小売店の
GameStopではWii本体と交換できるチケットを販売する措置が取られました。
2009年以降は景気後退やWiiソフトのラインナップ不足を受け、月間販売台数は20~30万台程度に落ち着いています。また、
2009年9月にはWii本体を値下げしたほか、
2010年5月からは「Wii Sports Resort」も同梱するようになりました。
以下は、米国における任天堂発売Wiiソフトの販売ランキングです。
- 1位: はじめてのWii
- 2位: マリオカートWii
- 3位: Wii Fit
- 4位: NewスーパーマリオブラザーズWii
- 5位: Wii Sports Resort
- 6位: 大乱闘スマッシュブラザーズX
- 7位; スーパーマリオギャラクシー
- 8位: Wii Fit Plus
- 9位: マリオパーティ8
- 10位: リンクのボウガントレーニング
「はじめてのWii」は、Wiiリモコンが同梱されているお得なパックであることから米国でも人気を集めており、米国で最も売れたWiiソフトになっています。対戦ゲームが多くランクインしていますが、その中に「リンクのボウガントレーニング」もランクインしており、バラエティ豊かなラインナップになっていますね。
以下は、サードパーティから発売されたWiiソフトの販売ランキングです。
- 1位: Guitar Hero III: Legends of Rock (Activition)
- 2位: Mario & Sonic at the Olympic Games (セガ)
- 3位: Lego Star Wars: The Complete Saga (ルーカスアーツ)
- 4位: Carnival Games (Take-Two Interactive)
- 5位: Game Party (Midway)
- 6位: EA Sports Active (エレクトロニック・アーツ)
- 7位: Just Dance (Ubisoft)
- 8位: Rayman Raving Rabbids (Ubisoft)
- 9位:
- 9位: Deca Sports (ハドソン)
- 10位: Mario & Sonic at the Olympic Winter Games (セガ)
なお、各タイトルの販売本数については不明ですが、いずれのタイトルも100万本以上を販売しています。
3年8ヶ月での3000万台突破は米国のゲーム市場では最短となる記録ですが、Wiiではこれから「ドンキーコング」や「カービィ」や「ゼルダ」などが発売予定になっていますので、この先どこまで台数が伸びるかという点にも注目していきたいですね。
◎関連リンク
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「Wii」、米国だけで3000万台を販売--「はじめてのWii」がベストセラーに (GameSpot)
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