任天堂の宮本茂さんは、12月3日発売「NewスーパーマリオブラザーズWii」に登載される”ダイナミックヘルプシステム”についてコメントしました。

　”ダイナミックヘルプシステム”とは、ゲーム初心者を助ける機能の事です。「NewスーパーマリオブラザーズWii」で初採用となり、この後もアクションゲームなどでの採用が予定されています。
　ちなみにNewマリオのヘルプ機能は、同じステージで8回ミスすると緑色のブロックが表示され、叩くとルイージが登場してステージをクリアしてくれるというものです。（詳しくはをご覧ください）

　さて、この”ダイナミックヘルプシステム”ですが、iNSIDEさんの記事にある宮本さんのインタビューによると、「ゼルダの伝説」などのWii用タイトルにも採用を検討しているとのこと。
　しかし宮本さんは、「ゲームシステムとの関係上、”ダイナミックヘルプシステム”がどこまで仕掛けを解いてしまっていいのか分からないため、ある意味”パンドラの箱”のようなものである」とコメントしています。
　ゼルダの伝説シリーズでは、謎解きが重要なテーマの1つになっています。ヘルプ機能を採用する場合は、謎解きの方法をどこまで教えてあげるのが良いのか、難しい判断になりそうです。

◎関連ニュース
　□Wii「マリオ」のガイド機能は「パンドラの箱」－「ゼルダ」など他タイトルでも検討？ （iNSIDE）

◎関連ニュース
　□任天堂、「スキップ機能」を今秋以降発売のゲームに導入へ
　□NewスーパーマリオブラザーズWii、ヘルプ機能に”緑のあの人”が登場
　□[Amazon] NewスーパーマリオブラザーズWii、予約開始