任天堂が「NewスーパーマリオブラザーズWii」に搭載すると発表していた”ヘルプ機能”ですが、ついに詳細が明らかになりました。

　Kotaku JAPANの記事によると、今まで「ヘルプ機能」や「スキップ機能」などと呼ばれていたものの正式名称は「Super Guide（スーパーガイド）」機能であるとのこと。そして、この機能はいつでも使用できるわけではなく、シングルモードのプレイ中に同じ面で8回以上ミスをした時に有効になります。
　この機能を披露するために、NOAの写真さんが実際に5回ミスしてゲームオーバーになり、さらに3回ミスして、スーパーガイドが有効になる状況を作ったようです。

　スーパーガイド機能が有効になると、ステージのスタート地点に緑色のブロックが設置されます。このブロックを叩くと緑色のあの人が登場して、自動でステージを進めてくれます。
　で、このモードの途中で「難しいポイントは超えたのでここから自分でやりたい！」と思った場合は、プレイヤーは緑の人のままですが、好きな地点から自分の操作で再開できるとのこと。以前言われていた”スキップ”というのは、こういう事だったんですね。

　記事によれば、この緑の人……ルイージは録画されたものではなく、プログラムが自動操作しているとのこと。しかし、ルイージの動きは人間が操作しているような機械らしくない動きだったようです。クリア出来なかったプレイヤーに対しての見本なので、あまりプレイが上手すぎると参考にならないという事でしょうか。
　ちなみにデモは2回行われましたが、最初のデモではなんとステージ半ばでルイージがやられてしまったとのこと。2回目は問題なくクリアしましたが、実際の製品ではやられるような事は無いようです。また、スーパーガイドの目的はプレイヤーがステージをクリアする事にあるようで、通路などの隠し要素を見つけたりする事も無いようです。

　今まで断片的な情報が公開され、色々なところで話題になったヘルプ機能ですが、いよいよその全容が明らかになりました。この機能が、初心者をアクションゲームに引き込むものになるかどうかに注目ですね。

◎関連リンク
　□ついに明かされる「お助けモード」の正体 （Kotaku JAPAN）

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