[Wiiウェア] 飯田氏の「ディシプリン」は夏配信、ゲーム内容のヒントも
巨人のドシンなどで知られる飯田和敏氏のWiiウェア向け新作ゲーム「ディシプリン」は、配信時期が2009年夏へと変更になったとのこと。
また、内容についても新情報がいくつか明らかになりましたので、紹介していきたいと思います。
以下、6月4日に発売されたマーベラスエンターテイメントドリームからの情報です。本誌では飯田氏のインタビューも掲載されていますが、それは買って読んでもらうとして、ここではゲーム内容について取り上げます。
配信時期は
2009年夏、価格は未定、ジャンルはアドベンチャー、プレイ人数は1人、CEROレーティングは「C(15歳以上対象)」、対応コントローラはWiiリモコンとヌンチャクです。
本作は、
昨年の東京ゲームショウで突然発表されたタイトルでした。当時はタイトルロゴや棒状のコントローラが公開されただけの謎めいた作品でしたが、
数ヶ月前に少し情報が出てきました。その内容があまりに濃すぎたために本当に発売できるのか不安になった、というのが今までの流れですね。
以下、マーベラスエンターテイメントドリームにて明らかになった断片的な情報です(とは言え、
前回よりは詳しい)。
- 物語の舞台は、収容所のテストケースとして民間の企業が行う最終運用実験施設
- そこには、素性の分からない全部で11人、約10名のキャラクターが登場
- 主人公は報酬目的で実験に参加
- プレイヤーは、囚人達と会話をしながら彼らを調律・教育する
- 画面構成は「シムピープル」のようになっている
- しかし2Dで描かれており、モノトーンである
- 謎のコントローラだけはカラーで描かれており、唯一3Dである
- ゲームは1日単位で進行
- 謎のコントローラは、囚人を調律できるほか、それ自身が意思を持っているため会話も出来たり、携帯電話としても使えるなど高機能
そのほか、本作は「海亀文庫プロジェクト」という企画の一つとして進んでいるもので、ディシプリンは
Wiiウェアの中での飯田和敏×マーベラスエンターテイメント作品群の第1弾である事も明かされました。
飯田氏によると「従来のゲームではテーマになりにくいものを、文庫のようなお手軽価格でお届けしたい」とのこと。
というわけで飯田氏は今後も独特なテーマを扱った作品を手がけていくようですが、とりあえずはディシプリンに期待という事で、さらなる続報に期待したいと思います。
ちなみにマーベラスエンターテイメントドリームは、4日に発売されたアークライズファンタジアをはじめ、
朧村正や
ノーモア★ヒーローズ2なども大きく取り上げられていますので、作品に興味のある方はぜひ読んでみてください。
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