「ディシプリン」開発の飯田氏、作品について「Wiiのユーザー層とは被っていない」
マーベラスエンターテイメントより2009年中にWiiウェア向けにリリース予定の「ディシプリン 調律帝国の誕生」をプロデュースしている飯田和敏氏が、本作についてコメントしました。
まず本作について簡単に説明すると、「ディシプリン 調律帝国の誕生」は10月に開催された東京ゲームショウで発表された作品です。発表会で流れた映像では、「海亀文庫」というロゴや、「人類の歴史は“コントローラー”と共にあった」という一文など断片的な情報のみが公開され、まだどんなゲームなのかはよく分からない状態です。
そんな本作を手がけているのは、過去に「アクアノートの休日」「巨人のドシン」「太陽のしっぽ」など独特な作品を生み出してきた飯田和敏氏です。
さて、
未来ガジェット通信の記事によると、飯田氏はmixiの日記で「重大なミスを発見した」と語ったとのこと。場合によっては
会社が傾いて倒産してしまってもおかしくない程の重大なものらしいですが……以下がその内容です。
仕様書用を書いていたら、Wiiのユーザーと『ディシプリン』はまるで被ってないとう天啓を受け戦慄した! またやってしまった!
つまり、Wiiのユーザー層の大半には「ディシプリン」のゲームシステムが向いていないようです。
これを聞いただけだと「自分が作ってるのになに言ってるんだ!」という事になってしまいますが、思えば「巨人のドシン」も人を選ぶ作品だなあという印象があります。
合わない人には全く合わないけど相性の良い人ははまってしまう、そんな作品に仕上がっているのかも知れません。
残念ながら、そういったソフトはパッケージでは失敗してしまう事が多いのですが、Wiiウェアなら可能性があるかも知れないですね。とりあえず続報に期待です。
◎関連リンク
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Wiiのゲームに重大なミス発見!「やってしまった」と開発者が『mixi』で猛省 (未来ガジェット通信)
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