「サード製ソフトが最も売れているのはWii」にマイクロソフトが反論
以下は、マイクロソフトの主張をまとめたものです。
- サードパーティ製ソフトの累計販売本数は、Xbox360の発売からは6792万9999本、Wiiは2229万4311本、プレイステーション3は1997万6325本である。
- WiiとPS3を合計すると5406万5728本でXbox360の販売本数には届かず、Wiiの3339万4311本と比べると約2倍である。
- サード製ソフトの累計販売本数を2006年11月以降に発売されたタイトルの数で割ると、WiiよりもXbox360やPS3の方が多く売り上げている。内訳は、Xbox360が1タイトルあたり21万7252本、PS3が15万6065本、Wiiが13万2517本。
以上がマイクロソフトの反論です。しかし、注意深い方なら既に気付いているかも知れませんが、どうやらマイクロソフトは
Xbox360本体発売からの売り上げを計算しているようです。
Xbox360は2005年、WiiとPS3は2006年発売ですので、そりゃあXbox360有利な数字が出て当然なわけで、ちょっと見苦しいような気がしますね。
ちなみにNOAの場合は”本体発売から19ヶ月”の売り上げを計上しています。マイクロソフトの”2006年11月以降””Xbox360発売から”と比べると、NOA側の方が公平ですね。
というわけで、今回のマイクロソフトの「いや、サード製ソフトが最も売れているのはXbox360だ」という主張は確かに正しいのですが、それは
1年分の差があるからという事になります。
と言いつつも、NOAのデータを見るとWiiとXbox360は僅差です。どのハードがサードにとって幸せなのかというのは、もうちょっと時間をかけて見ていかないといけないですね。
◎関連リンク
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Microsoft claims Nintendo Wii third-party sales claim is wrong (Go Nintendo)
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