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任天堂、「零」に関する不具合について発表――プレイ自体には支障なし

  • 掲載: 2008年8月5日 16:43
 任天堂は、7月31日に発売した「零 ~月蝕の仮面~」にて、ある条件の場合にゲームが止まる不具合があることを発表しました。
 任天堂ホームページに掲載されたお知らせとお詫びによると、本作品における問題は以下の通りです。
  • ゲーム中に止まってしまう
  • 霊リストに空欄が残る
  • 封印が解けないアイテム欄がある

 特に重要なのは、1つ目のゲーム中に止まってしまう症状です。発生条件は、“三ノ蝕 忘日”において「暗号のようなメモ」を入手した後、灰原病院ニ階の医師詰所奥の扉を開こうとするとゲームが止まってしまうとのこと。
 回避策は、一階院長室に入り、「暗号のようなメモ」をヒントに院長室内のインターホンに3つの数字を入力してから先に進むことだそうです。

 また、2つ目と3つ目については、ゲーム本編のクリアには直接の関係はなく、本編クリア後のやりこみ要素として用意されているものです。しかし、全てを収集してもリストに空欄が残ってしまうというのは、ちょっと後味が悪いかもしれないですね。

 今回の件について、リリースによると「ゲームをクリアする上で支障となったり、セーブデータに影響を及ぼすものではございませんが、ご利用の皆様にご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。」とのこと。

 ちなみに、昨年8月に発売されたWii用ソフト「フォーエバーブルー」でも、ゲームが止まる不具合が発生しており、その時は無償交換という形になりました。
 本作の開発はテクモであるとは言え、任天堂が監修と販売を担当しています。今回の件で、任天堂の品質管理が改めて問われる事になりそうです。

 これは余談ですが、本作の在庫が少なくなっているにも関わらず、出荷はお盆あたりになるようです。機会損失だと言われているようですが、もしかすると、次回出荷が遅いのは今回の問題が絡んでいるのかも知れないですね。

◎関連リンク
 □「零 ~月蝕の仮面~」公式サイト (任天堂)

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