第1四半期のWii本体出荷、日本ほぼ半減――世界累計は3000万台目前
本日発表された任天堂の「平成21年3月期第1四半期 決算短針」によると、Wii本体の出荷台数は、日本でほぼ半減したものの、逆に北米や欧州では大幅増となりました。
※23:05追記 見直してみたら、内容の辻褄があっておらず理解しにくいものになっていたので、加筆修正を行いました。
以下は、発売から2008年度第1四半期(2008年6月末)までのWii本体の出荷台数をまとめた表です。(単位:万台)
| 日本国内 | 北米地域 | その他地域 | 合計 |
2006年全体 | 200 | 237 | 147 | 584 |
2007年全体 | 390 | 824 | 647 | 1861 |
(うち第1四半期) | 95
| 144 | 104 | 343 |
2008年第1四半期 | 53 | 250 | 215 | 517 |
累計出荷台数 | 643 | 1311 | 1008 | 2962 |
昨年の第1四半期を比べてみると、海外では順調に数を伸ばしているのに対し、
日本は約半分にまで落ち込んでいます。これは、海外ではホームパーティ需要のほか、体を動かすことが健康に繋がるため「Wii Fit」などが多くの家庭で受け入れられていることが挙げられます。
逆に日本では、需要が落ち着いたと言いますか、発売初期の熱が冷めたという印象があります。とは言え、日本では「Wii Fit」は2007年12月に発売されていますし、現在も決して不調なわけではなく
週に4~5万台も売れる人気ハードとも言えるわけです。
年末には「Wii Music」や「どうぶつの森」があるわけですし、Wiiがどのくらい日本で普及していくかどうかは、まずは温かく見守っていきたいところです。
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