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任天堂が「平成20年3月期 第3四半期の業績概況」を発表、通期業績も上方修正
掲載: 2008年1月24日 21:13
本日、任天堂は「
平成20年3月期 第3四半期の業績概況
」を発表しました。
リリースによると、第3四半期(2007年4月1日~12月31日)での売上高は
1兆3164億3400万円
(前年同期比+84.7%)、営業利益は
3940億3600万円
(同+135.1%)、経常利益は
4308億3000万円
(同+95.2%)、純利益は
2589億2900万円
(同+96.3%)となり、創業以来初めての売上高
1兆円突破
を果たしました。
これらの数字は、過去最高と言われていた
平成19年3月期の決算
を既に上回っており、任天堂の好調さが伺えますね。
好業績の要因としては、「ニンテンドーDS」の本体・ソフト売り上げが引き続き世界的に好調に推移していること、「Wii」については本体を期間中に1429万台出荷し、ソフトも「Wii Fit」や「マリオギャラクシー」や「マリオパーティ8」などを中心に好調であったことなどが挙げられます。
さらに、前年度中に発売したソフト(Wii関連では「Wii Sports」や「はじめてのWii」など)が引き続き好調な売り上げを記録していることも要因ですね。
事業セグメント別では、ハードウェアが
8541億6400万円
(前年同期比+103.8%)、ソフトウェアが
4594億5400万円
(同+57.7%)、トランプ・かるた類は
28億1500万円
(同+29.3%)と、いずれも増加しています。
また、これらの要因により、本年度3回目の通期業績・配当予想の上方修正が発表されています。修正後の通期業績は、売上高が
1兆6300億円
(前回予想比+800億円)、営業利益が
4600億円
(同+400億円)となっています。経常利益(4600億円)と純利益(2750億円)については、為替の影響を考慮して予想を据え置いています。
ほか、期末の配当予想は
1050円
(前回予想は950円)となり、既に配当が行われている中間期140円と合わせて、通期配当予想は
1190円
となっています。
想定為替レートについては、最近の円高傾向を考慮して1ドル110円(前回予想は115円)、1ユーロ155円(同160円)に修正しています。
今回の好業績は、ニンテンドーDSが引き続き好調であることと、Wiiが予想を上回るペースで業績に寄与している事が主な要因です。どちらのハードも、まだこれからですので、今後の展開にも期待したいですね。
◎関連リンク
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株主・投資家向け情報 決算短針等
(任天堂)
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(ロイター通信)
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