岩田氏はE3任天堂メディアブリーフィングにて、Wiiのコンテンツの読み込み時間について言及しました。
岩田氏はスピーチで、「私は、ゲームを企画することも開発することも遊ぶことも大好きです。しかしながら、最近私は以前よりも忙しくなりました。ゲームを始める前に数十秒以上の待ち時間が必要ということが、本当に辛く感じるようになりました。特にDSで、ふたを閉じればスリープ、ふたを開けたら再開、という素早さを味わってからは、尚更です。皆さんも同じではないですか? もしも熱心なユーザーさえもフラストレーションを感じるのであれば、マスマーケットのユーザーに、それ以上我慢してもらうことが出来るのでしょうか?」と、ソフトのロードや手軽さについて問いかけました。
続けて、「我々が変わらない限り、決してゲーム人口を拡大することはできません。Wiiハードは、この問題を解決します。Wiiでは、バーチャルコンソールのゲームやOperaBrowser等のフラッシュロム上のアプリケーションを電話やテレビと同じくらい早く、数秒以内に起動できます。」とスピーチしました。
Wiiでも、DSと同じようにお手軽路線を継承しているようです。自分の好きな時にプレイできるということは大事なポイントですので、据置機にもお手軽感が出るということは大歓迎だと思います。
◎関連リンク
□メディアブリーフィング 社長スピーチ (任天堂 2006年E3特設)
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