26日に開催された任天堂の経営方針説明会にて、岩田社長は来年より韓国や中国でもWiiを展開する考えである事を明らかにしました。

　Wiiは2006年11月以降、日本・南北アメリカ・欧州・豪州・太平洋諸島などの地域で展開してきましたが、日本を除くアジア地域ではWiiは販売されていませんでした。
　ですが、来年以降は日米欧での需要がひと段落するであろうとの予測から、今回アジア市場への参入を発表しました。発売時期についてですが、韓国では2008年春に、中国では2008年中としています。

　アジア地域では海賊版などによる著作権の侵害が深刻な問題となっていますが、これに関しては「アーキテクチャー（設計仕様）上、パイレシーについていろいろ対策をしている。どういう対策をしているかは言えない」との事です。

　なお、台湾でもWiiが人気ですが、展開されるかどうかについては不明です。

　そういえば蛇足ですが、中国では「Vii」なんて商品がありましたね。そんなものに負けず偽者に打ち勝って欲しいと思います。

◎関連リンク
　□任天堂がＷｉｉを来年に中国・韓国で発売へ、海賊版対策に自信 （ロイター通信）
　□任天堂、中国・韓国でも「Ｗｉｉ」販売へ （日経）

◎参考リンク
　□中国の「Vii」 関連ニュース一覧