任天堂中間決算: 岩田社長、本体の値下げについて「まったく考えていない」
本日公開された「経営方針説明会・中間決算説明会」の社長講演動画にて、岩田社長は「任天堂は他社に対抗して本体の値下げを行わないのか」と言う各方面からの疑問について答えました。
以下、説明会にて岩田社長が話した通りに、文章を書き起こしました。
(ゲーム機本体について)ソニーさんがPS3にソフトをバンドルされたり、PSPの新しいモデルを出されたり、PS3を値下げされたりしておられますし、また、マイクロソフトさんも世界各地で、ソフトバンドルや値下げなどの政策を打ち出されておられます。
任天堂も対抗して値下げしないのかと、言うようなお問い合わせも各方面から頂いておりますけれども、当社は大変ありがたいことに、いかに需要にお答えするのかという事に集中すべき状況にありますので、値下げについては、まったく考えておりません。
というわけで、「任天堂は本体の値下げについて考えていない」との事です。
ソニーやマイクロソフトは、任天堂ハードの好調を受けてPS3やXbox360本体価格の値下げを発表しています。改正後の価格は、Xbox360が3万4800円・コアシステムが2万7000円、PS3は20GB版が4万4980円・40GB版が3万9980円・60GB版が5万4980円となっています。
なお、Wii本体の価格は2万5000円、ニンテンドーDSLiteの価格は1万6800円です。
個人的には、WiiとXbox360コアシステムの価格差が2000円と僅差になっている事に注目しました。価格の制約なしにハードを選択できる傾向にあるのは良いことですね。
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