「モンハン3」のWii移籍、原因はPS3による開発費高騰か
GamesIndustry.bizは今回の出来事について、カプコンのコンシューマエンターテインメント事業統括本部長兼CS事業統括 常務執行役員である一井克彦氏にインタビューしました。以下、一井氏からの回答です。
一井克彦氏:
「PS3タイトルの高い開発費の為、私たちカプコンは、『モンスターハンター3』を発表するプラットホームを切り換える事を決定しました。」
ゲーマーホリックさんによると、カプコンは今月初めの発表会で「
今はソニー製品向けソフトウェア開発の焦点を、プレイステーション2からプレイステーション3へ移行させている」と述べていたそうです。何と言うか、カプコンの真意が分からないですね。
ところでユーザーの方には、「ドラゴンクエスト9」ニンテンドーDS移籍の他にも、ゲームキューブへの独占と言われた「バイオハザード」シリーズの移籍劇が記憶に新しい、と言う方もいるのではないでしょうか。これらの場合も、売れたハードに集中してタイトルが集まるという業界の厳しさが表れていますね。
カプコンの場合、特にその傾向があると言いますか、低迷ハードに対して容赦ないところがあります。もちろん、企業としては正しい選択ではありますが、ユーザーへの裏切り行為になっているという懸念があるわけで……。
今回の移籍も、ちょっと考えさせられる出来事になったのではないでしょうか。今後の情報にも注目ですね。
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