カンファレンス: 「Wii Music」のミニステージ開催――発売は08年に延期
10日に行われた「任天堂カンファレンス2007.秋」では、任天堂が開発中の音楽ソフト「Wii Music」のミニステージが開催されました。
「Wii Music」と言えば、昨年のE3で宮本さんが実際にWiiリモコンを使ってオーケストラの指揮をしていましたね。E3ではプレイアブル出展となっていましたが、今回のカンファレンスでは、ミニステージによるデモンストレーションのみだったようです。
会場では「Wii Music」を使用して、任天堂のサウンドチームによる「スーパーマリオブラザーズのテーマ」のセッションが行われました。ここで特徴的だった事は、
最大4人での演奏です。
昨年の時点では、「Wii Music」はオーケストラ演奏の指揮を楽しむソフトという事になっていました。しかし今回のミニステージを見る限りでは指揮のモードはなく、演奏のみが行われたようです。
演奏者にはもちろん
Miiを設定する事が可能です。それぞれのプレイヤーがフォークギターやベースギター、トランペット、マラカス、マリンバ、スチームパンなど
約40種類の楽器の中から選び、各楽器に設定された弾き方で演奏するというものです。
弾き方は画面の上部に表示されているので、誰でも簡単に演奏する事が可能です。例えば「トランペット」の場合はWiiリモコンのAとBボタンを押すだけ、「ドラム」はWiiリモコンとヌンチャクを振るだけ、「ギター」はWiiリモコンをピックに見立てて弾くだけ、という簡単操作です。
しかしこれだけでは物足りないと言う方には、
楽器に仕掛けられた様々な操作を活用すると良いでしょう。トランペットならリモコンを上にあげると強・吹き下げると弱く吹いたり、ギターならCボタンを押しながら弾くことで単音になったりなど、楽器によって色々と仕掛けがあります。
ちなみに
Miiも操作する事が可能で、ヌンチャクのスティックを横に倒せばMiiが回転し、上に倒すとジャンプします。
同時演奏のモードでは全部で6パートあり、そのうち4パートまでが各プレイヤーで担当でき、残りはCPUが自動演奏します。1人~3人でプレイする場合も、残ったパートはCPUが担当しています。
ちなみに、画面右下には
指揮者らしきMiiが表示されていますので、もしかしたら指揮者モードも健在なのかも知れません。
気になる発売時期ですが、事前の情報通り
2008年へと延期になっています。価格は未定です。なお本作は、Wii向けの「Touch!Generations」シリーズとしてリリースされる予定です。
詳しい情報が入り次第、続報をお伝えいたします。
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