本日11日の大証1部では、任天堂株が前日比3300円高の6万9100円で取り引きを終えて上場来高値を更新し、いよいよ株価7万円台が見えてくる展開となっています。

　また時価総額は、10月3日時点では9兆1093億1700万円でしたが、本日11日の終値時点では9兆7893億2800万円となり、こちらは10兆円突破を目前としています。

　株価上昇の要因は、何と言っても10日に開催された「任天堂カンファレンス2007.秋」の影響が大きいですね。年末商戦の最大の目玉となる「Wii Fit」は12月1日発売と発表され、そのほか「スマブラX」や「Wiiウェア」などの発表も行われました。

　また、カンファレンスで印象に残った発表としてはカプコンの人気シリーズ「モンスターハンター」のWiiへの移籍が挙げられるかと思います。その発表を受けてか、カプコン株は230円高の2985円で取引を終え、年初来高値を更新しました。

　以前より任天堂関連株を物色する動きはありましたが、最近の業績好調や昨日の発表を受け、改めて任天堂株と関連する企業の株への評価が高まっている模様です。
　次は、25日に任天堂の中間決算発表があります。どのような発表があるのか、今から楽しみですね。

◎関連リンク
　□任天堂株式会社、 （Yahoo!ファイナンス）
　□【個別銘柄】カプコンが年初来最高値更新、開発中「モンスターハンター」のＷｉｉ転換を発表 （テクノバーン、Yahoo!ファイナンス）

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　□「任天堂カンファレンス2007.秋」関連ニュース一覧
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　□経済： 任天堂の中間決算は10月25日発表、出荷数と業績の上方修正に期待 （9月29日）