任天堂株が7月以来の上場来高値更新、一時6万2800円に
本日10月2日の大証1部では任天堂株が一時6万2800円の値を付け、同社の上場来高値記録を更新しました。
従来の上場来高値は今年7月26日に付けた6万1800円で、今回はこれを1000円上回りました。本日の終値は、前日比3100円増の
6万2600円です。
株価上昇の要因としては、「Wii」や「ニンテンドーDS」が好調なため業績の上方修正への期待が高まっている事が挙げられます。もし中間期業績が予想を大きく上回り通期業績にも影響がある場合、決算発表予定日である25日よりも前に、業績の上方修正が発表されます。
また任天堂は今月10日に「
任天堂カンファレンス2007秋」を開催する予定で、こちらにも期待が高まっています。
ですが、為替相場は任天堂の想定レートを下回っており、これが業績にどのような影響を与えるのかについても注目されています。
もし業績の上方修正が発表される場合、過去の経験からして今週中か来週初めに発表が行われますので、今後の任天堂の動向に要注意です。
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任天堂株式会社 7974.O (Yahoo!ファイナンス)
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