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元スクエニの松野氏とモノリスソフト、Wii向け新作RPGを制作中?

  • 掲載: 2007年9月5日 23:26
 英国の任天堂ゲーム誌Ngamerなどが報じたところによると、元スクウェア・エニックス所属の松野泰己氏が、モノリスソフトと共にWii向けの新作RPGを制作中であるとの噂があるようです。
 翻訳文は、2chのWiiスレより。不適切な所が多少ありますが、原文のまま掲載させて頂きました。

507:名無しさん必死だな:sage:2007/09/05(水) 19:19:04 ID:2uxxQQOC0
>>459の、松野の話だけど、ちょっとかいつまんで訳してみた。
元ソースはNgamerという米のゲーム誌の記事から。
http://www.neogaf.com/forum/showthread.php?t=187222

信頼できるソースから、松野がこれまでどうしていて、今どこにいるかをつい最近聞いた。
まず始めに知っておくべきは、松野は間違いなくWiiタイトルを作っていて、あなたが思うよりもずっと任天堂に近いところにいる。

岩田が社長になって、任天堂はRPGのジャンルでもっと優れたものを出したいと考えた。
社長になってからFEに多くのお金を回したりしたが、また常にDQやFFのような新しいファースト製RPGタイトルを作りたいと考えていた。

岩田と宮本は松野を知っていて、一旦彼がスクエニをやめるという話が任天堂に伝わった時、
岩田社長は彼に接触し、任天堂に加わらないかと持ちかけた。
彼はそれを承諾し、その時もっとも近かった東京の情報開発部に席を置いた。


508:名無しさん必死だな:sage:2007/09/05(水) 19:19:42 ID:2uxxQQOC0

つづき。>>507

東京の情開で、松野はマリオギャラクシーをたくさんプレイし、そこにいた開発者からWiiのハードウェアについての深い知識を得た。
岩田は新しいWii用RPGのプランニングを始めてもらい、彼のビジョンを何らかの形でプレゼンしてもらうのに、4人の開発者グループを松野をつけた。
ここまでのプロセスに8ヶ月ほどかかっている。

つまり松野は8ヶ月ほど東京の情開に居た。
2006年の4月頃に席を置き、その滞在の終わり近くになって、
プリイベントで流されたWiiのプロモーションビデオに顔を出したのだ。

松野のWii用RPGのプレゼンをし、当然それは素晴らしいものだった。
岩田はそのゲームの開発を進めたかったが、手の空いている開発チームが任天堂には無かった
だから岩田は任天堂の外に目を向ける。

必要なのはRPGの開発経験があり、スクエニのようにRPGのジャンルでベストに匹敵するグラフィックを製作できる開発チーム。
岩田はWiiで開発中のモノリスを召還する


511:名無しさん必死だな:sage:2007/09/05(水) 19:20:50 ID:2uxxQQOC0

つづき。>>508

そこが松野がファーストのRPGを作る場所だった。
開発チームの準備が整うまで、彼は一旦東京の情開に戻ってゲームのプランニングを続けた。

それから岩田は遂にモノリスをバンナムから買い、すでに松野はそのスタジオに落ち着いて、
彼のチームは現在開発の初期段階にある。

モノリスは現在ディザスターの開発に集中しているが、一旦それが完成すれば、
松野のRPGの開発に完全に移れるだろう。


以上。
FFキラーのファーストタイトルとか、任天堂―モノリスはスーファミ時代の任天堂―スクエニのようだ、ってのは
記者の感想だな。


 掻い摘んで説明するとこんな感じです。
  • 岩田社長は、以前から強力な任天堂製のRPGが欲しいと思っていた。
  • その時、岩田社長らは松野泰己氏がスクエニを退社すると聞き、任天堂に誘った。
  • 任天堂の東京開発部に来た松野氏は、マリオギャラクシーに触れる等してWiiの知識を蓄えた。
  • その後、岩田社長からの指示で、松野氏ら数人のグループが新作RPGのプランニングを行うことになった。
  • 松野氏が作った企画は好評だったため開発を始める事になったが、任天堂には開発部隊の空きが無かった。
  • そのため、丁度Wii向けソフトを制作していたモノリスソフトを買収し、開発ラインを確保した
  • だがモノリスソフトは、現在「ディザスター」を開発している。
  • それが終了した後、松野氏によるWii向け新作RPGの開発が本格化する予定。
  • なので、モノリスソフトは松野泰己氏のために買収したと言っても過言ではない

 これらが事実となると、我々はとても重要な情報を得たことになりますね。任天堂がWii向けに新作RPGを開発していること、「ディザスター」の開発はきちんと行われていることの2つです。

 また、モノリスソフト買収の経緯についても明らかになりました。この買収について岩田社長は「杉浦さん(モノリスソフト代表)の考え方と任天堂の考え方は十分近いということ、そして杉浦さんのやられたいソフト作りの方向と、任天堂の求めているものが噛み合っているので、任天堂として応援したい」と述べており、今回の情報とも噛み合いますね。
 同社はゲームキューブ向けに「バテンカイトス」シリーズを開発した過去もあり、任天堂との関係は良好だったようです。

 まあ噂ではあるのですが、重要な情報だったので取り上げました。Wii向けの新作RPGについては、今後の情報に期待したいと思います。

◎関連リンク
 □任天堂 Wii 総合スレ 第576革命 (2ch)

◎参考リンク
 □2007年3月期 決算説明会 質疑応答 (任天堂)
 □「Wii Preview」Wii開発者インタビュー (任天堂)
  → 松野氏が「ゲームクリエイター」と言う肩書きで登場しています。
 □松野泰己モノリスソフト (Wikipedia)