HD対応のWiiが2009年にリリースされる?
海外のゲーム情報サイトGameProは、ファミリー向け製品のアナリストであるMichael Pachter氏から受け取ったメールについて取り上げています。
それは、任天堂が2009年までにHD対応のWiiをリリースするだろうという刺激的な内容でした……詳細はいかに?
Codename RevolutionにてMichael Pachter氏が述べた内容が書かれていましたので、取り上げます。以下、それらしい翻訳です。
Michael Pachter氏は、現在、任天堂が2~3年以内にHD対応のWiiを導入する事で伝統的な5年サイクルから背を向けるよう、再度提案しています。
消費者は、近い将来、もっと改善されたグラフィックを望むようになります。その時、CPUやGPUのコストは今よりも下がっていますので、任天堂はファンの要求に答える用意ができているのです。
その頃までには、HD対応テレビが世界中の何百万という家庭に普及しています。それは、任天堂が「HD互換のWii」の発売を決める事になるでしょう。
もし、任天堂がアップルのような戦略を続けるならば、近いうちに「Wii 2」を見る事ができるでしょう。そして私は、そのWiiに2つのオプションがあるだろうと確信しています。
1つ目は、CPUは
900MHz~1GHzにオーバークロックさせ、GPUはピクセルパイプラインを増やす(1つだけではなく、スケーラーも追加する)。それを「
HD対応のWii」としてリリースする事です。
そのシステムはシンプルなWii(今までと同じような外観?)ではあるのですが、HDに最適化されたWiiタイトルをプレイする事が可能(既に発売済みのタイトルもHDに最適化される)になっています。
2つ目は、WiiとGCタイトルでの
720pと1080iをサポートするファームウェアをリリースする事です。けれども、「メトロイドプライム3」のようなゲームをHDに最適化した時も、良質なフレームレートを維持できるかどうかについては、疑問が残ります。
簡単にまとめると、2009年までに「HD互換バージョンのWiiをリリースする」「720pと1080iに対応するファームウェアをリリースする」という内容です。ただし、「メトロイドプライム3」のようなCPUに負担の掛かるゲームもHD並みのフレームレートを保てるかどうかは分からない、と。
もしHD互換のWiiを発売するとしても、100%に近いくらいのタイトルに対応できないと不十分だと思うのですが、どうでしょうか。
ま、このメールの意味する所は、要するに「数年後にはHD対応テレビがもっと普及するんだから、高画質を好むユーザーの期待にも答えるべきだ」という事ですね。
何にしろ、あくまでも予想ですので、「こうなったら良いなあ」程度に留めておいてください。
◎関連リンク
□
High-Definition Wii could be introduced? (Codename Revolution)