任天堂、第1四半期の業績概況を発表――売上高160%増、為替差益300億円
本日、任天堂は、平成20年3月期の第1四半期業績概況を発表しました。
リリースによると、売上高は3404億3900万円(前年同期比
160%増)、営業利益は906億3100万円(同
214.7%増)、経常利益は1314億4900万円(同302.3%増)、純利益は802億5100万円(同416%増)となりました。
また、純資産は1兆1154億33万円(前年同期9459億78万円)、総資産は1兆5513億1100万円(同1兆1316億3900万円)です。
セグメント別の売上高は、ハードウェアが2243億7400万円(前年同期726億9000万円)、ソフトウェアが1153億2200万円(同577億8200万円)、トランプ・かるたなどが7億4200万円(同4億4700万円)となっています。
営業キャッシュフローは、法人税や売上債権・たな卸し資産が増加したことなどにより603億円の減少、投資キャッシュフローは、定期預金の払い戻しが増加したため1649億円の増加、財務キャッシュフローは、前年度分の配当金が大幅に増加したため707億円の減少となりました。
なお、法人税などの支払いは約822億円(前年同期432億円)、配当金の支払いは約706億円(同368億円)、為替差益は300億円(同-31億円)です。
為替レートは、現在の円安傾向を反映させ1ドル115円→118円、1ユーロ150円→155円に修正しています。
今期の業績好調の要因としては、「ニンテンドーDS」が引き続き世界中で好調であることと、昨年末に発売された「Wii」が順調に成長していることが挙げられます。
なお、ハードウェア・ソフトウェアの販売数については、別の記事で取り上げる予定です。
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