Wii本体の新情報:サウンドと映像出力について
E3で公開されたWii本体は、GDC2006で公開されたものから変更があったようです。接続用ポートの追加やサウンド機能、映像出力についての情報が明らかになりました。
Wii本体の背面には3つのポートがあり、ACアダプタ用と映像・音声出力用のポートです。そしてE3版の本体に追加されていたのが、センサーバー用のポートです。
「センサーバーの入力は、上部にあるUSB2.0とは別です。任天堂は、センサーバーをUSB接続にすることを検討していた時期があったのかもしれません。E3版の本体には、センサーバーのためのポートがあります。それは鮮やかなオレンジ色に塗られています。」(IGN)
このため、Wiiでは搭載されたUSBポートを自由に使用できるようです。
もう1つは、サウンドについてです。E3で動作していたWii本体は、Dolby Pro Logic IIに対応していたようです。これはゲームキューブも同様で、これにより5.1サラウンドを体験することができました。
最終的にどうなるかはわかりませんが、GCと同じDolby Pro Logic IIには対応するだろうと思われます。
また、映像・音声出力コネクタはWii用に設計されたもので、GCなどとの互換性はありません。対応する出力は今のところ、ビデオ出力(黄白赤の端子)、Sビデオ出力、コンポーネント出力のようです。ビデオ出力ケーブルは、Wii本体に付属されるようです。
映像出力については、任天堂から公式にハイビジョン出力には対応しないと野発表がありました。
このことからも、WiiがGCの発展版であるということがわかります。家庭での負担や準備の煩わしさをなるべく排除したいという方針なのかもしれません。
◎関連リンク
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Wii Hardware Changed (IGN)
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No Dolby Digital for Wii (IGN)
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Two Wii Console Port Updates (The Wiire)