「PS3の値下げ影響なし」「Wiiはすでに黒字」――岩田社長コメント
任天堂の岩田社長は、E3会場で行われたロイター通信によるインタビューに答えました。
それによると岩田社長は、「米国でのプレイステーション3の値下げや、PSPの新型モデル発売に関する影響は?」との問いに、
任天堂の事業にはほとんど影響しないとの見方を示しました。
また、Wiiのハードウェア事業については、「
既に黒字化している」と述べました。
Wiiは次世代型ゲーム機の中では最も安価で、十分に採算が取れるハードウェアです。もともとWiiの価格については、「
1円も赤字にならないとは言えないが、巨額の赤字にはならない(岩田社長)」程度の価格として、2万5000円という価格に設定されました。
なので任天堂の場合、ハードウェアの生産を繰り返せば、それすらも利益の出る商品として販売できるわけですね。これは他社とは異なる点で、
任天堂の特色とも言えます。
ちなみに、「ニンテンドーDS」の関連ハードも既に黒字ですね。
任天堂の2007年度決算に、ますます期待がかかります。
◎関連リンク
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ソニーの「PS3」値下げ、影響はほとんどない=任天堂 (ロイター通信)