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2007 E3:任天堂メディアブリーフィングの様子をダイジェストで振り返る

  • 掲載: 2007年7月12日 23:19
 日本時間12日深夜1時より、任天堂の「E3 Media Briefing」が開催されました。当サイトでリアルタイム更新した情報をまとめて、イベントの様子をダイジェスト風に振り返りたいと思います。

 ※12日23:19 記事更新。後半部分、まだ少し雑になってます…
 今年のメディアブリーフィングは、Santa Monica Civic Auditoriumで行われました。規模は昨年に比べて縮小したものの、その存在感は変わっていません。

 それでは、ダイジェストです。詳細は関連ニュースで取り上げていますので、合わせてご覧ください。

1時2分 ムービーがスタート。

 WiiやニンテンドーDSが、メディアでどのように取り上げられているか、プレイヤー達の反応や、現状などを示したビデオが流れる。

1時4分 NOA社長のReggie Fils-Aime氏が登場

 会場へ挨拶。はじめに、任天堂の躍進について演説。
  • 2007年上半期のゲーム市場は、2006年上半期に比べ、北米で46%、英国で42%、日本で114%、それぞれアップした。
  • 今年の会社別シェアは、任天堂が69%、ソニーが29%、マイクロソフトが2%。任天堂は、2002年は30%であったが、これは携帯型ゲームの成長によるものが大きい。
  • 18歳以下、18~24歳、25歳以上の3つに分けて2002年と現在のユーザー層比率を見ると、18~24歳が8%→17%、25歳以上が14%→23%と、ユーザー層拡大が確実に進んでいることがわかる。
  • 男女比率で見ると、今まで伝統的に「男性8割:女性2割り」だった比率が、任天堂市場では男性67%・女性33%と、女性ユーザーの割合が拡大した。

WiiとニンテンドーDSの現状
  • ニンテンドーDSは、世界中で4000万台が販売された。
  • Wiiは、発売から33週が経った今でも世界中で売り切れている。
  • 北米でのタイトル数は、Wiiが60タイトル、DSが300タイトル。今後、新規にWii向けに100タイトル、DS向けに140タイトルが投入される。


1時17分 ムービーがスタート

 先ほどと同じように、メディアが取り上げた様子や、ユーザーの様子を映したムービーが数分間流れた。

1時19分 ガン型のアタッチメント「Wiiザッパー」が登場

 昨年のE3でも展示されていた、Wiiリモコンとヌンチャクを使用するアタッチメント「Wiiザッパー」が、正式に発表された。これは両手で持ち、主にFPS系タイトルで使用される。
 価格は19.99ドル、発売は今年中。任天堂も対応ソフトを開発中で、このアタッチメントは任天堂ソフトに同梱予定。なお、対応ソフトは以下の通り。
  • バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ (カプコン、発売時期未定)
  • ゴースト・スカッド (セガ、2007年発売)
  • Medal of Honor (エレクトロニックアーツ、時期未定) ※対応検討中


1時22分 新作ラインナップの紹介

  • Wii: METAL OF HONOR (エレクトロニック・アーツ)
  • Wii: WWE Smackdown (任天堂)
  • DS: NINJA GAIDEN Dragon Sword (テクモ)
  • Wii: ソウルキャリバー レジェンズ (ナムコ)
  • Wii: マリオ&ソニック in 北京オリンピック (任天堂、セガ)
  • Wii: ドラゴンクエストソード (スクウェア・エニックス)
  • Wii: 大乱闘スマッシュブラザーズX (任天堂) 北米で12月3日発売
     → 大乱闘スマッシュブラザーズX、北米での発売は12月3日


1時25分 ムービーがスタート

 ゲームサイトのライター達が登場。「Wii Sports」や「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」等をプレイ。

1時27分 「ゼルダの伝説 夢幻の砂時計」を実演

 日本では6月23日に発売された「ゼルダの伝説 夢幻の砂時計」をステージ上で実演。ちなみに北米ではまだ発売されていない。

1時30分 メトロイドプライム3のムービーを放映

 操作は簡単らしい。Wiiリモコンとヌンチャクを使う。

1時33分 再びムービー。その後、レジー氏がオンライン展開について語る

 任天堂は、ニンテンドーDSの発売以降、オンライン展開を積極的に行っている。
  • 世界で550万人のニンテンドーDSユーザーが、Wi-Fiコネクションを利用している。うち、対戦プレイは230万。
  • Wiiのインターネットチャンネルによるソフトのダウンロード数は、560万回を突破。タイトル数は112。
  • Wii向けの新作ソフト有償ダウンロードサービス「WiiWare」を紹介。
  • 新しいWiiチャンネル「Check Mii Out」を紹介。2007年中にスタート。


1時38分 今後のオンライン展開

 「ニンテンドーWi-Fiコネクション」に対応しているタイトルや今後のラインナップを紹介。

1時41分 ムービーがスタート。

1時43分 岩田社長が登場。
 Nintendogsや脳トレ、WiiSports、DSのお料理ナビなどを紹介。
 任天堂は、新しい層のゲームユーザーを呼び込むことに成功。
 ベテランゲーマーとライトユーザーの壁を取り払った。

 Wiiは、FPSに最適。アタッチメントの「ザッパー」も登場する。
 宮本氏は、新しいソフトにチャレンジしている。お楽しみに。

1時50分 岩田社長が退場。ムービーがスタート。
 「スーパーマリオギャラクシー」 Wiiリモコンとヌンチャクを使用。
 脳トレを様々な層の人がプレイしている様子を放映

1時53分 レジー氏登場。
 マリオギャラクシー 北米で11月12日発売
 脳トレ2、ピクロスDS、MySims、ディズニーのタイトル

 野球の投球やバスケのシュートを練習するソフト、My Word Coach

2時00分 新作ソフト「Wii Fit」が登場
 床に置くマット。足踏み、腕立て伏せ、フラフープ、サッカーのキーパー、ダンス、ストレッチなど。Mii対応
 エクササイズに最適。もしかして「ヘルスパック」?
  → 健康促進ソフト「Wii Fit」、新しい周辺機器も発表――内容を一足お先に紹介

2時03分 宮本氏登場。日本語で解説。
 リビングにおいて、家族みんなで使って欲しい。
 テーマは健康。恐らく、ヘルスパックだと思われる。

 実演開始。片足を前後に振る運動。センサが反応し、バランスを感知。
 画面に合わせて、マットに乗ったり降りたりするゲーム。
 音楽がとてもさわやか。画面には、解説や指示が出る。
 どうやら、調子が良くなかったようです。練習ではできていたそう。会場で後ほど体験できる。
 ゲームは、40種類以上を収録。

 周辺機器名は、「Wiiバランスボード
  体重が測れる。体重の変化で、乗っている人のバランスを感知できる。
  ワイヤレス。部屋のどこででも使用できる。
 
 測定は、10秒ほど。バランスを測る。体の傾きや姿勢を知ることができる。
 データは、家族みんなのものを保存できる。グラフで表示。Mii対応。
 何人かのデータのグラフを重ねて表示することもできる。

 宮本氏とレジー氏がサッカーのヘディングで対決。20点先取。マットに乗って、体全体でボールを跳ね返すゲーム。
 たまに靴が飛んでくる。勝負はレジー氏が勝利。

2時15分 宮本氏退場。レジー氏登壇。
 ビデオゲームが、「MySpace」等とは違った新しいコミュニケーションを提供する。

2時17分 ムービー。

2時18分 カンファレンスが終了。

 ※ 2007年E3 任天堂カンファレンス ニュース記事一覧にて、関連ニュースを掲載しています。

◎関連リンク
 □宮本茂氏が「Wii Fit」を高らかに掲げる――「任天堂メディアブリーフィング」 (ITmedia)
 □E3 07: Wii Mario Kart pulls drive-by on Nintendo gathering (GameSpot)
 □任天堂、「E3 Media Briefing」を開催 (インプレス)

 12日2時31分 リアルタイム更新終了 23時19分 1回目のまとめ更新