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オーストラリア市場概況: Wiiは累計10万台、Xbox360に続き2位

  • 掲載: 2007年7月8日 13:57
 市場調査機関のGfkは、2007年6月までのオーストラリア家庭用ゲーム機市場のレポートを公開しました。次世代型ゲーム機が出揃ってから半年が経った今、市場はどのように変化しているのでしょうか。

豪州市場ハードウェア販売(累計)





プレイステーション2205万2193台
ニンテンドーDS58万9873台
PSP28万8757台
Xbox36018万1561台
Wii10万6538台
プレイステーション35万4728台


2006年4月~6月の売上






ニンテンドーDS7万4495台
プレイステーション24万5962台
プレイステーション32万7645台
Wii2万6676台
Xbox3602万1440台
PSP2万0068台
 オーストラリア市場では、他の地域とは違った特徴を見せています。



 まず、2006年6月末までのハードウェア累計販売台数を見てみたいと思います。

 据置ハードは、前世代でほぼ独占状態だった「プレイステーション2」約200万台を販売し、現在も1位の地位を保っています。現世代ゲーム機では、先陣を切って発売された「Xbox360」が18万台、それを追う「Wii」が10万台、「プレイステーション3」が5万台です。

 また、携帯ハードでは、「ニンテンドーDS」が、「PSP」を上回る約60万台を販売して総合2位です。ほぼ同時期に発売された両ハードですが、他の市場と同様、ニンテンドーDSが好調です。




 続いて2007年第2四半期の売り上げを見てみますと、1位の「ニンテンドーDS」が7万台、2位の「プレイステーション2」が4万6千台と、携帯型ではDSが、据え置き型ではPS2が依然高い人気を誇っています。

 現世代の据置型では、「プレイステーション3」が2万7千台、「Wii」が2万6千台、「Xbox360」が2万1千台と、差はあまりありません。



 これは、日本などとは違い、豪州ではまだ新ハードを様子見して品定めしている段階であるといえますね。累計販売を見るとおり、いずれのハードも巻き返しを図ることが可能な状態です。



 Wii関連で言えば、これから年末にかけて「スマブラX」や「マリオギャラクシー」や「メトロイド」など、注目作が目白押しの状態です。年末商戦を終えた半年後、豪州市場がどのように変化しているか、とても興味深いですね。



◎関連リンク

 □Aussie hardware sales (Go Nintendo)

 □2nd Quarter Hardware Numbers + LTD For Australia (NeoGAF)