フォーブスアジアは、「日本で最もお金持ちな40人」を発表しました。

　この特集によると、任天堂の前社長で現相談役の山内溥氏は3位にランクインしていて、所有額は48億円とのことです。なお同氏は、昨年も11位にライクインしています。

　ランクアップした要因としては、任天堂株の影響が大きいと予想されます。山内氏は、任天堂の株式を1416万5000株保有する筆頭株主です。

　なお、同氏の保有する株式を、本日6月8日の大阪証券取引所での終値（4万2000円）で換算すると、5949億3000万円になります。また、平成18年度分の年間配当は1株690円ですので、換算すると計97億7385万円になります。
　実際には税金としていくらか徴収されますが、それでも数十億円と言う多額の配当金を得られると言うわけです。

　ちなみに山内氏は、シアトルマリナーズの買収（現在はNOAがオーナー）などで投資家としても活躍しているほか、百人一首のテーマパーク「時雨殿」の建設費用21億円を個人負担したり、京都大学医学部附属病院に病棟建設費として約70億円を寄付するなど、地域貢献も行っています。

◎関連リンク
　□Yamauchi has the big bucks （Go Nintendo）
　□山内溥 （Wikipedia）
　□上場会社情報 任天堂 （大阪証券取引所）