14日、コーエーが都内でWii用新作RPG発表会を開催しました。会場には、大勢の関係者と報道陣が詰め掛けたとのことです。

　新作RPGのタイトルは「オプーナ（opoona）」で、発売は2007年夏を予定、価格は7140円です。

　同社代表取締役社長の小松清志氏は「本日発表させていただくタイトルは、企画の段階で何回かすったもんだがありました（笑）。弊社の杉山（コーエー専務執行役の杉山芳樹氏）がどうしても作りたいと言うので、その熱意に負けてやってみたら、期待以上のすばらしいものができたようです。心が暖かくなる作品ですので、ご期待ください」と述べました。

　このタイトルの開発は2005年の春から夏にスタートし、プロデューサーはアルテピアッツァの眞島太郎氏、音楽は「ファイナルファンタジーXII」の楽曲を手がけた崎元仁氏が担当しています。

　発表会でゲーム内容の紹介を行った眞島氏によれば、大きな特徴はバトルでとのこと。主人公のオプーナは「エナジーボンボン」と呼ばれる球体を持っていて、プレイヤーはこの球体を「ヌンチャク」で操作して、敵にぶつけて戦います。また、バトルシーンだけではなく、全てがヌンチャクだけで自由自在に動かせる簡単操作となっています。
　本作は「ライフスタイルRPG」と呼んでいるそうで、単にバトルで経験値をためるだけでなく、色々な店で働いたりする要素もあるようです。

　ほか、ネットワーク展開については「1作目（本作）では考えていない」（コーエー専務執行役員 杉山芳樹氏）とのこと。基本的には1人プレイのRPGといった内容になりそうです。

　コーエーがWiiに本腰を入れて取り組み始めた、ということでしょうかね。同社のWii向けラインナップは、15日に「ジーワンジョッキー4 Wii」、21日に「三國志11 with パワーアップキット」、2007年中に「戦国無双 Wave」などの予定です。

◎関連リンク
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