[3DS] 12月に本体更新、ニンテンドーネットワークIDやMiiverse導入、WiiUとの残高共有など
任天堂は14日に放送したニンテンドーダイレクトにて、12月にニンテンドー3DS本体更新の実施し、ニンテンドーネットワークIDの導入や、3DS向けMiiverseのサービスを開始すると発表しました。
これまでWii Uのみの展開となっていたニンテンドーネットワークIDが、いよいよニンテンドー3DSにも対応します。これにより任天堂の据置機と携帯機で共通のIDを使えるようになり、任天堂のネットワークサービスの共通化が進むことになります。
ニンテンドー3DSにニンテンドーネットワークIDを登録する利点として、公式サイトでは以下の3点が紹介されています。
- ニンテンドーeショップから無料ソフトや体験版をダウンロード
- Miiverseでコミュニケーション
- Wii Uとニンテンドー3DSでの残高の共有
これまで、ニンテンドーeショップでは自由に無料ソフトや体験版をダウンロードすることが出来ましたが、
12月の更新後はニンテンドーネットワークIDを登録した本体でのみダウンロード可能になります。なお、有料ソフトの購入に関しては、ID未登録の場合でも利用可能です。
ニンテンドー3DS版Miiverseでは、3DSソフトの話題で世界中のユーザーと交流できるほか、Wii Uのコミュニティも閲覧できるようになっています。Miiverseは、
フレンドリストやブラウザなどと同様にソフト起動中でもHOMEメニューからアクセスでき、気軽に楽しめるようになっています。
3DS版Miiverseには「オフラインモード」が用意されており、
投稿を保存しておいてインターネットに接続した時に送信することも可能です。なお、フレンドリクエストやメッセージの機能は3DS版では使用できないとのこと。
ニンテンドー3DSとWii Uでの残高の共有については、かねてより多くのユーザーからの要望があったもので、これにより両機種を持つユーザーがダウンロードソフトをより便利に購入できるようになります。
ただし、残高を共有するためには、
Wii Uで使用しているニンテンドーネットワークIDと同じものを3DSに登録する必要があります。また、残高を合算できる3DS本体は1台のみとなっています。
他にも、3DSにおけるニンテンドーネットワークIDの扱いには制約があります。
1つのIDにつき1台の3DS本体のみ登録できるようになっているため、複数の3DS本体でソフトや残高を共有するようなことは出来ません。
また、3DSにおいて残高やソフトなどを別の3DS本体に移行したい場合は、これまで通りに「ソフトとデータの引っ越し」を行なう必要があります。
その他、ニンテンドー3DSへのニンテンドーネットワークIDの導入による詳しい変更点や注意事項などは、公式サイトをご覧ください。
◎関連リンク
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ニンテンドー3DSがニンテンドーネットワークIDでもっと便利になります。 (任天堂)
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ニンテンドーダイレクト (任天堂)