任天堂は、「Wii Sports」シリーズの最新作となるWii Uソフト「Wii Sports Club」を発表しました。

　「Wii Sports」は2006年12月2日にWii本体と同時に発売されたソフトです。5つのスポーツでWiiリモコンの操作を手軽に体験できるソフトとして人気となり、国内で累計300万本以上を販売しました。
　続編「Wii Sports Resort」は、新しい周辺機器「Wiiモーションプラス」と共に2009年6月に発売されました。より細かな動きを感知しゲームに反映することで、よりリアルなスポーツを体験できるようになりました。

　3作目にあたる「Wii Sports Club」は、Wiiモーションプラス専用タイトルになりました。また、以前から要望の多かったオンライン対戦にも対応しています。
　オンライン対戦は、地域のスポーツクラブに行くような感覚で都道府県毎に別れていて、所属するクラブを登録して遊ぶようになっています。

　なお「Wii Sports Club」は、これまでのようにいくつかの種目が収録されたソフトを購入するのではなく、まず各種目を選べる入り口となるソフトをダウンロードし、その後に遊べる種目を追加する形式になるとのこと。
　配信日の2013年10月30日時点では、テニスとボウリングの2種類を選べるようになっています。

　種目の購入は、各1000円でソフトを購入して「種目別会員パス」と、配信済みの種目が200円で全て24時間遊び放題となる「24時間ビジターチケット」の2種類の方法が用意されています。
　パスを購入して種目をずっと遊べるようにするか、遊びたい時だけチケットを購入するか、プレイスタイルに合わせてどちらかを選択できます。なお、「Wii Fit Club」の初回起動から24時間は、その時点で選択できる全ての種目が無料で遊べるとのこと。

　任天堂ソフトは、従来はパッケージをまるごと購入する形式になっていましたが、今年度に入ってからは部分毎に購入していく形式のソフトが増えています。時代の変化に合わせて、ゲームソフトの今後のあり方を模索している状態ですね。

◎関連リンク
　□「Wii Fit U」ダイレクト （任天堂）