日本Rubyの会によるWeb雑誌「Rubyist Magazine」にて、任天堂の東京ネットワークシステム開発グループに所属しているエンジニアの方が執筆した「Code Puzzle」についての記事が掲載されています。

　「Code Puzzle」は、プログラミングを道具としてパズルを解くという趣旨で企画されたもので、任天堂のキャリア採用に関連したプロモーションの一環として公開されています。
　採用関係のコンテンツということもあってか任天堂ホームページの最新情報などに取り上げられることもなく、ひっそりと公開された状態になっています。

　Rubyist Magazineに掲載された記事では、この「Code Puzzle」が企画されたきっかけについて触れられています。執筆者によると、キャリア採用で任天堂へ入社した同僚たちが、口を揃えて「任天堂が社内でこんなに開発しているとは思っていなかった」と言っていたとのこと。
　任天堂は社内に多くのエンジニアを抱えていることがゲーム業界外のエンジニアにはあまり知られていないと感じ、エンジニアに向けた少し特殊な広報活動を行おうということで生まれたとのこと。

　「Code Puzzle」の公式サイトでは、現在はPythonとRubyを題材にしたパズルがそれぞれ掲載されています。メニューを進むと1つ目の問題と答えの入力欄が表示され、問題を解いて正解を送信することで次の問題が出題されるという流れです。

　その他、記事ではRubyは任天堂にとって重要な言語の一つであり、ニンテンドーネットワークの一部のサービスもRubyで書かれている、といった話題もあります。

　採用活動とは言え、任天堂がゲームやトランプといった本業以外のコンテンツを公開するのは珍しいことですね。
　実際にプログラミングして答えを導いていくことになりますので敷居は高いですが、プログラミングに興味のある方、任天堂への入社を目指している方はぜひお試しください。

◎関連リンク
　□Ruby でナゾ解き？ 任天堂 Code Puzzle 解説＆裏話 （Rubyist Magazine）
　□Code Puzzle （任天堂）