日経報道: 任天堂が国内外の営業組織を統合、TVCMの担当部署を社長直轄に
日本経済新聞の報道によると、任天堂は16日付けで組織再編を行い、現状では国内と海外で分かれている営業組織を統合するとのこと。
任天堂には、日本国内の営業を担当する「
営業本部」(約150人)と、海外向けの業務を担当する「
海外本部」(約70人)があります。
これらのうち営業本部は、卸業者などへの営業をはじめ、TVCMの企画やPOPの制作といった日本での営業活動を担当しています。海外での営業は現地子会社や販売代理店を尊重しており、海外本部は輸出業務やマーケティングなどを行っています。
日経の報道によると、16日付けで海外本部を解体し、営業本部に人材と機能を移すとのこと。理由としては、日本と海外の営業担当社が同じゲームソフトの情報を担当部署に照会するなど、業務の重複が目立っていたことが挙げられるようです。
また、これに合わせて、「社長室」を「経営企画室」に改組し、
TVCMの担当部署を社長直轄にするとしています。
ちなみに
任天堂は2月にも、据置型ゲーム機と携帯型ゲーム機の開発部署を統合した「統合開発本部」を新設するなど、岩田聡氏の社長就任時以来となる大規模な組織改編を行っています。
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任天堂、国内外の営業を統合 ソフト同時発売に対応 (日本経済新聞)